小川未明文学館「童話創作講座」で上越市に
5月6月7月の全3回、小川未明文学館「童話創作講座」の講師を担当させていただいています。
会場は、新潟県上越市の高田図書館で、昨日26日はその1回目「童話の基礎と基本的な書き方」。
ご参加のみなさま、たいへん熱心に受講してくださいました。
今回の講義を参考に、2回目には作品を提出していただく運びになっています。
それぞれの方がどんな作品を書いてくださるのか、とても楽しみです!
講義の前後の時間に、同館内の「小川未明文学館」を観覧させていただきました。
「出会いのロビー『郷土と未明』」、「童話体験のひろば『作品と未明』」、「語らいのサロン『時代と未明』」、「市民ギャラリー」、「未明の部屋」と分かれていて、「出会いのロビー」は撮影OK。
180センチメートル。等身大の未明氏のお姿が印象的でした。
いちばん心を惹かれたのは「未明の部屋」で、写真の「出会いのロビー」の右奥。
晩年を過ごした杉並区高円寺の書斎部屋を再現したもので、未明が使用した文机、火鉢、脇息などが置いてあります。
手前のガラスケースには、文房堂の原稿用紙、拡大鏡、金色の万年筆、PILOT INK、真鍮製の鉛筆削り、消しゴム、トンボ鉛筆、そして未明の手形。
等身大の写真で被っているのとたぶん同じであろうハンチング帽もあり、ぬくもりが伝わってくるような感じがしました。
きっとお気に入りのハンチングだったのでしょうね☺️