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私の就活時代

マイプロをきっかけに改めて介護職として進むことを決意し、今までは働ければ正直どこでも良いかなと考えていた就職活動をきちんと行うことにしました。

インターンシップの時期は他の一般企業も見ていたものの、商品開発や営業の仕事などは自分とは合わないな〜と思い、きちんと説明会を受けたのは介護業界のみ。
ちなみに、合わないと感じたのは土日休みの働き方やデスクワークの多さが自分には向いていないと感じたことと、お客さまに謝ったりぺこぺこしても怒られてばかりの印象があったからです。
(これも業界を知らないからこその勝手な偏見なのかもしれませんが、、)

介護業界に絞ってからは、法人から民間まで20社近く聞いたのではないでしょうか。

ちなみに当時の私が仕事選びの軸として大切にしていたことは「職場の雰囲気(あいさつがあるか、仕事に追われすぎて疲弊していないか、入居者の声など))「勤務地」「一人ひとりを大切に見てくれているか」ということです。

人手不足だから誰でも採用しているのではないか

就活を進めていく中で、私は毎回のように人事の方から「なぜその大学を出ているのに介護業界なの?」と聞かれるようになります。

今、採用担当をしてみると、きっと当時の私に対して自分も興味本位で聞いていた気はしますが。笑
ただ、当時の私はその質問が正直とても心に引っかかりました。

普通の人であればもしかしたら学歴で採用してもらえることは嬉しいのかもしれませんが、私の場合は学歴ではなく本当に見てもらいたいのは中身の部分。
だからこそ、その質問をされると自分ではなく大学でているから、人が足りていないから誰でも良いから採用しているという印象を受けてしまい本当にそこで良いのか悩んだところです。

自分と向き合ってくれた今の会社と出会う

最終的にこの会社に決めたのは唯一今の会社だけが自分の学歴について聞かれなかったからです。
もちろん軸としてみていたポイントもあるのでこれだけが決め手ではないのですが、当時の私はとても上からで申し訳ないですが大学名と介護への思いを語れば大体内定が取れると思っていたので、何も聞かれなかった今の会社だけは落ちたと思ったくらいでした。笑

そして、内定後の採用担当者との面談で自分からなぜ大学名について聞かなかったのですか?と確認したことも覚えています。
担当者からはこう返ってきました。


「私たちの会社は学歴でも経歴でもなく、一人一人をきちんとみた上でその人の思いややりたいことを大切にしている会社だから」

この一言が私の価値観と大きく重なりそこから惹かれていくようになりました。

その後内定者向けのイベントに数多く参加をし他社との比較をしました。

大事なのは現場の声

そこで感じたのが現場の声の大切さです。
当時はコロナの前でしたので直接の施設見学が可能でした。

実際にさまざまな企業の施設を見学をしてみると、現場で働く社員や入居者から正直な声をたくさん頂きました。

私自身が自分の目で見たものを信じる人間でしたので、実際の施設見学はとても役に立ちました。

そして、検討する中で今の会社は職員も忙しそうな雰囲気を感じつつもきちんとあいさつがありなんとなく明るい印象。入居者の方もここはとても良いところよとお話しされていることを聞いて本当に素敵な環境なのだなと感じました。

実際に現場で約2年半働き、採用課に異動してから2年になりますが、今でも自分の会社は大好きです!
会社名を載せることはできないのですが、新卒の方が見ているのであれば、皆さんも職場を選ぶ際は自分の軸とあっているのかや実際の職場を目で見て確かめてから選択してほしいなと思います。

昔に比べると介護業界も良い会社が増えてきているとは思いつつ、まだ大変な現場もあると思います。
今は自分の職場で経験を積みながらゆくゆくは大変な現場が少しでも減っていくように私も何か働きかけができたらと思っています。

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