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作詞とは、「心の中にある想いを発語する」こと。

昨日、2021年に私が出版した電子書籍『誰でもプロの作詞家・作曲家になれる本』をnoteで全文公開しました。
いまだにAmazonで売れ続け、読み続けられている本なのですが、この機会に広くお伝えしたくて、期間限定でnoteで無料で読めるようにしました。

この本の中では、私の「作詞法」について、詳しくお伝えしています。

ところで、世の中に一般的に「作詞法」というのが存在するのかわかりません。
作詞家の方それぞれに、自分のやり方というのを持っていらっしゃるでしょうし、そこにおそらく、〝多くの作詞家がとる方法〟というような共通項がいくつもあると思われます。

私は特に変わったタイプの作詞家ではないので(笑)
初めて作詞に取り組むかたが、取り組みやすいような方法をお伝えしたつもりです。

本の中でお伝えした
「目線の取り方」
「時間や空間の動かし方」
などは、すぐ参考にしていただけるのではないかと思います。

また、noteでは公開しなかった「作詞シート」も、シンキングシートとして秀逸です。(それだけは、ご興味ありましたらぜひ、Amazonで電子書籍を見てくださいね)

私の場合、シンガーソングライターではないので、自分の内部から込み上げる感情を歌に乗せて・・・という作詞の仕方はしません。
私は、多くの場合、制作会社などクライアントがいて、発注を受けて書くいわゆる「職業作詞家」なので
『どんなにいい歌でもニーズに合わなければ価値がない』
という世界で、詞を書き、曲を書き、ミュージカルの場合は脚本も書き、
それを仕事にしてきました。

ですから、どんなシチュエーション設定を与えられたとしても、ある程度のクオリティに持っていく『技術』を、ずっと磨いてきたつもりです。

その職人技のような作詞法を、言語化して、皆さんに実践してもらえるようわかりやすく解説することができていると思います。

2020~2021年に実施した、作詞家・作曲家養成プロジェクト「HOPES」の時は「プロ養成」を意識した講座を行なっていたので
この本に書いた内容を講義し、それを実践して宿題として書き上げてきてもらい、そこにオンラインでアドバイスをする、という手法をとっていました。

でも・・・私だってそうですが、
話を聴いただけで、それをすぐ実践するって、難しいですよね。

実際、昨日のnote無料公開の『誰でもプロの作詞家・作曲家になれる本』を読んでいただいて、即その通りに実践できるかっていうと・・・
もちろんその通りにやりさえすれば『誰でも』できるんですが

難しいですよね。
集中する時間もないし。

それに、これを今読んでくださってる皆さんの中で、どれだけ
「作詞がしたい!」
って明確に考えてる方がいるでしょうか?
ミュージシャン志望、あるいは既にミュージシャン活動をされているならばわかりますが。あまりいらっしゃらないですよね。

でもきっと
「何か表現してみたい」
「形にしてみたい」
と心に思っている方は、かなりの数いらっしゃると思ってるんです。

そこで、今回の2024年版のまきりかの作詞講座は
プロ養成から一旦離れて
『おとだま塾』という名前に改め
純粋に自分の思いを言葉にする、歌にすることだけに集中して
講座の時間の中で完成させるというプログラムに変えました。

そして、今回の塾生さんの作った詞はすべて
私まきりかが、曲を書かせていただくことにしました。

これ、かなりレアなんです。

私は社歌など製作する時はかなり高額のギャランティをいただいているので。

さらに、もしこれを編曲・レコーディングして、正式な音源にしたい場合は、プロミュージシャンによる製作体制も整えました。
そして商用利用することもできます。もちろん著作権は塾生さん本人です。

月1回、6月15日〜10月5日。リアルの授業もありますが、全部オンラインとアーカイブがありますので、自分のペースで受講できるようにもしました。

ここまで整えて、ぜひお伝えしたいのは
自分の想いを言葉にして、歌にする。その充実感を知っていただきたいから。
「作詞法」はたしかにあります。でも、知っているのとやってみるのとでは大違い。思わぬ発見があって、とても楽しく(時に産みの苦しみもある)満ち足りた時間です。

やってみたいと感じてくださったら、ぜひ、扉をあけてみませんか。

待っています。

2024まきりかの『おとだま塾』
https://j2p23.hp.peraichi.com/


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