カメラとはコミュニケーションかもしれない
こんにちは。万紀雄です。
僕は映像制作のスクールで講師もさせていただいているのですが、最近は起業さん向けに映像制作の講習を実施させていただいたりもしています。
レクチャーを受けていただく企業さんの理由は様々で
・YouTubeチャンネルを自社でやってみたい
・インスタグラムを会社でやっているが、動画も取り入れたい
などなど。
先日、新しい企業さんに初回の講習を行ってきたのですが、それがまた自分としても大きな気づきを得られるものでした。
今回講習させていただいた企業さんは、すでにインスタグラムを運用されていますが、よりブランディングを高めていきたい、ということで動画の作り方をレクチャーさせていただくことに。
5名の若手社員の方々向けに実施させていただいた講習。
みなさんの自前のスマホを使って、
「スマホでも簡単に映像を作る方法」
をレクチャーさせていただきました。
最初はみなさん緊張されていましたが、撮り方のコツ、カメラワーク、画角による印象の違い、ストーリーの撮り方などいろいろお話しさせていただくうちにどんどんとノリノリに。
最後に
「20分間でお互いに撮り合って1本の動画を作る」
という課題を出させていただいたのですが、社員さんどうして
「こういうショットを撮ってみよう!」
「こういう動きをしたらどうなるのだろう?」
などなど、様々なコミュニケーションが生まれていました。
そんな社員さんの様子を見て、
「あぁ、カメラってコミュニケーションかもしれない」
と感じました。
自分が見えている世界を切り取る。それを見せ合って、
「あなたにはこんなふうに見えているんだ!」
という新しい発見が生まれる。
それって言葉だけでは届かないようなコミュニケーションを含んでいるなぁと。
もちろん「撮影の仕事」となると、撮らなきゃいけないショットや失敗できないプレッシャーなどがあり、ガチガチになってしまう場面も多いです。
でも本来カメラって自分の見ている世界を切り取って他人と共有できる方法であり、純粋にカメラを楽しんでいる人たちって自分の見ている世界を共有している。
これ以上ないコミュニケーションツールなんじゃないかなって気付かされました。
そう思うと、社員交流や社員定着のために、映像というツールを使ってチーム同士をコミュニケーション促進していく、みたいなことも考えられるんじゃないかな。
僕は仕事でクライアントさんから学ばせていただくことが多くて、幸せな環境にいるなと実感しています。
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