見出し画像

部下を褒めるが伝わらない

「私たち褒めてもらえないんです、どうせコマだと思われてる」

新人をはじめスタッフが次々に口にしていた
「褒めてもらえない」問題

確かに仕事をしているときに上司から来る連絡は基本的にあれやっといて、の指示か、
これってどうなってるの?ここ間違ってるよ、の指摘やお叱りの連絡がほとんどだと思う

実際に私も
あ、珍しく上司から連絡が来ているなと思って見てみると大抵はこんなような内容だ

次第にスマホの通知オンが鳴ると、
あーまたやらかしたかなーと少しドキドキする始末
要するに褒めてもらう機会は圧倒的に少ない


でも機会が少ないこと以外にも褒めてもらえない原因はありそうだ


褒めてもらえないんです、というスタッフが多い原因として
まず一つは、本当に上司が褒めていないパターン。
お給料は自分の仕事の対価として発生するものなので、褒めようもなにもできて当たり前じゃないかと思っているタイプの上司が何も言わないパターン

2つ目は褒められているのに気づいていないパターン。
これは受け取り手の問題で、
「さっきのよかったね!」と声をかけても
どうせ誰にでも言っているんでしょ、とか
思ってないくせに、とか
言葉を素直に受け取れないパターン

3つ目は褒め方を間違えているパターン。
毎回同じ言葉を伝えるだけ、言えば良いと思っているケースや、
何が良かったのか、何が助かったのかを具体的に伝えていないケース、
何か物をあげたらいいと思っているケース
など相手に伝えようとしていないパターンも多いと思う
特にご褒美として何かをあげるのは一見良く思えるが、何度か繰り返していると期待値はどんどん膨らんで同じような物では満足できなくなるし、最終的には「こんなものしかもらえない」など
不満が募ることになってしまう


それぞれの立場で振り返ってみると、
褒めてくれない、もしくは褒めているのに伝わらないは相手の問題ではないかもしれない


私が上手に受け取れてないのかな?
私の伝え方が良くないのかな?
など自分自身の思考に立ち返ってみると、
どこにも受け入れられず消えかかっていた
「褒め言葉」が双方の活力になるかもしれない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?