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自然と触れ合うことで、自分を取り戻した話。

定期的に自然と触れ合うことって必要だなと思う。

外に出て街中を歩くことでも良いと思うけれど、
木が生い茂っているような青々とした森の中を歩いたり、
海の潮風にあたったり、大地から出るなまの風に当たることなど。

というのも、ここ4年間くらいで、外に出る機会が大幅に減った。
それは郊外へ引越した影響が大きい。

今まで駅近に住んでいたため、遠出するのにも抵抗がなかったが、
今はどこへ行くのにも車が必要になる。
その影響もあり、自然と触れ合う機会が激減した。

最近、4年振りにランニングをした。
自分の足で大地を踏み締める感覚、コントロールできない量の向かい風、
春が終わり、梅雨が迫ってきている外の香り。

ふと、「自分の人生の主人公は自分なんだな…」
とクサイかもしれないがそのようなことを思った。

職場では他人の顔色や態度に左右されたり、比較したりして落ち込んだりしていた。外出を控えた4年間の間で、自分ごとではなく他人ごとのような人生を歩んでいたような感覚に陥っていたのだ。

実際ネットなどで調べると、「自然欠乏症」という言葉が存在するようだ。
自然との触れ合いが不足することで、イライラや不安、不眠などの症状を引き起こすことがあると言われている。

また、医学の父と言われているヒポクラテスは「自然から遠ざかると病が近くなる」という言葉を残している

自律神経が乱れがちな人は、一度自然不足を疑ってみても良いかもしれない!

とはいえ、近くに海や山がない人も多いと思うので、
自宅の周りを散歩するとか、ランニングするとか、観葉植物育てるとか!
できる範囲で自然と触れあう機会を作れると良いなと思う。

自身のおすすめは海を眺めること。

去年の5月、人間関係の悩みがあり、9時間以上寝ても、ノートに悩み書きまくってもいっこうにスッキリしない。もう仕事やめてしまおうかとまで考えていた当時。
全部を捨てるつもりで海に出かけた。

やっぱ海のパワーはすごい。
ランニングもいいのだけれど、海を見に行くと毎回心が震える
感受性が豊かすぎるのかな。

海見ていると、「この大きい水たまりの下に人間より数の多い生命が同じ時間を過ごしているんだよなあ。」って違う角度からの感動と好奇心も湧いてくる。

着いてから海を2時間くらい眺め、帰る頃には、
「仕事もうちょっと頑張ってみよう」と覚悟を決めていた

なんと不思議。

そして昨日は、久々に海の見える公園に行った。
海とは関係ないが、
できたて、生まれたての紫陽花の赤ちゃんを何個か発見。

紫陽花の赤ちゃん


蕾の黄緑もまた可愛い

まだ本気を出し切っていない、ふんわりとしたパステルカラーがかわいい。
こういう写真を振り返るのもまた癒される。

なんとなくの不安やモヤモヤが続き、苦しんでいる方はぜひ、自然との触れ合いの時間を長めにとってみてほしい。
新しい発見があるかも!!



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