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『医師が教える子どもの食事50の基本』を読んで、"毎日プラス5分"で実践し始めたこと

色々手抜きはしつつも、子育てで私が一番大事にしているのは、からだづくり。

子どもは、しっかり栄養と睡眠をとって、たくさん運動して、丈夫なからだが作れれば、後はなんだって全力で取り組める、と思うからです。

料理は得意ではないけれど、手間をかけなくても食材選びに知識があれば、手軽に栄養管理できることは、こちらの本で多いに学ばせてもらいました。

長男が生まれ、あと数か月で離乳食が始まるということで、栄養に関する情報をアップデートしたいと思った昨今。ベストセラーとなっている『医師が教える子どもの食事50の基本』を読んで、印象に残ったポイントと実践したことをまとめてみました。

印象に残ったポイント

・卵は20種類のアミノ酸すべてをバランスよく含む良質なたんぱく源である

・たんぱく質不足の人はそうでない人に比べて攻撃性が増したという論文がある

・0歳までにビタミンDが不足すると発達障害や自閉症になりやすい、大人はアルツハイマーに3倍なりやすい、うつになりやすい

・鮭、サーモン、いわしのいずれかを1日おきに100gとるとビタミンD不足を解消できる

・すりごまにはカルシウムと亜鉛が豊富、抗酸化力があるから脳にもいい(毎日大さじ1~2杯とるべき)

・雑穀で食物繊維をとるといい

・白砂糖はビタミンとミネラルを含むてんさい糖かキビ砂糖に

・カルシウムと、カルシウムの活用に必要なビタミンDを両方含む『しらす』は毎日とるべき

・脳機能を高めるEPAを含むかつおぶしを活用すべし

・みそ汁は塩分の摂りすぎにはならない、腸活などのため毎日飲むべし

・子ども用サプリも積極的に活用すべし(サプリが難しければ、栄養添加食品でも◎)

・皮膚の調子が悪いときは、亜鉛・ビタミンD・DHA・EPA不足の可能性がある

・亜鉛は牡蠣、うなぎ、いわし、海藻、枝豆、すりゴマなどに豊富に含まれる

実践したこと

ポンコツ母として、上記をなるべく手軽に取り入れたく、こちらを実践することにしました。

・朝ごはんには卵料理を出す

・瓶詰のほぐし鮭、しらすをふりかけ代わりにする

・ドレッシングはゴマを選ぶ

・家族が好きですぐに作れる『ほうれんそうのおひたし』と『ゆでブロッコリー』を毎日交互に出して、かつおぶしかすりごまをたっぷりかける

・お米を炊くとき、白米に雑穀スティックを混ぜる

↑こういうやつ

・料理に使っている三温糖をてんさい糖に変える(三温糖は色が茶色いだけで精製糖なんだそうな、知らなかった。。。)

・残り食材とわかめをぶっこんだ味噌汁を夕食に出す

・牛乳を栄養添加の乳飲料に変える

↑スッキリしすぎててちょっぴり物足りないけど許容範囲な味わい

あとは塩・糖・脂を取りすぎないことを意識して、食べたいものを食べようと思います。

。。。だけど、最近娘は味噌汁と卵料理を食べない笑!親の栄養の糧にしつつ、懲りずに出し続けていつか食べてくれる日が来るのを待つことにします。

本の趣旨と関係ないけど最も印象に残ったこと

全体的に大変ためになる本だったのですが、最も衝撃だったのが、著者である伊藤明子さんの経歴です。

伊藤明子
小児科医、公衆衛生の専門医
赤坂ファミリークリニック院長。東京大学医学部附属病院小児科医
東京大学大学院医学系研究科公衆衛生学/健康医療政策学教室客員研究員。NPO法人Healthy Children, Healthy Lives代表理事
東京外国語大学卒、帝京大学医学部卒、東京大学大学院医学系研究科修了。
医師になる前から同時通訳者として天皇陛下や歴代首相、米国大統領の通訳を務め、現在も医学系会議を中心に活動している。通訳の仕事をしながら二児をもうけたあと、40歳で医学部を受験し、医師に。とくに子どもの食を医学的な観点から研究しており、海外の学術論文から日々最新の情報をアップデートしている。わかりやすい説明と親しみやすい人柄で子どもをもつ親からの信頼は厚く、メディア出演も多い。

通訳の仕事をしながら二児をもうけたあと、40歳で医学部を受験し、医師に。

それくらいガッツのある人が力説してくれる本なわけで、ぜひとも継続して生活に取り入れていきたいと思います。

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