10月14日

 これは毎年のことなのだが、去年の同時期に何をしていたのか全く思い出せない。写真などを遡れば「この日にこの人とご飯に行ったのね」ということは思い出せるのだが、ピンポイントにそこしか思い出せない。また、わたしは季節の変化にも疎いのだ。誰かが「この気温になると冬が来るって感じがする」やら「この花が咲くと春って感じがする」などと言っても、全くなんの記憶もない。自分でもびっくりする程に「はあ、そうなんですか」と話を聞いている。何故こんなにも思い出せないのだろうか。季節に関心がないからだろうか。

 歳を重ねるごとに(と言っても若輩者のわたしが言うのはおこがましいが)一年はあっという間に過ぎるようになった。小学生の頃は夏休みが終わったあと、冬休みが来るまでの時間は途方に暮れるほど長く感じられたのに。今やふと気づけば10月になってしまっている。新しい月が来るたびに「もう〇月だなんて早いね」と定型文じみた会話をしてしまう始末。

 今年もきっと気づけば紅白歌合戦が始まっているのだろう。だから今年はこのnoteに何があったか、どんなことを思ったかを日記的に残そうかと思っている。そんな感じだ。

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