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執着から逃れられない人生はすべて苦しみである

「執着から逃れられない人生はすべて苦しみである」

前に知人から借りた「ブッダの言葉100選」だか「365日ブッダの言葉」だか、そんな本に書かれていて、一番印象に残って心に留めている言葉。

自分で言うのも何だけれど、私はしつこい。と思う。
巳年だから、なんて理由にどこまで信憑性があるかはわからないけど、
しつこいか、しつこくないか、二つのうちどちらかと言ったら、しつこい。しつこかった。

だからこそ、冒頭の言葉は身に染みたし、
つまり、結構痛い目に遭ってきたということでもある。

昨日、たまたま見かけたあることに、ものすごく不快な気持ちになって、
それを一晩引きずってしまったのだけれど、
実際には今は関わっていないし、今後も関わりたくないことなわけで、
それなのに不快な気持ちになっている自分にまたうんざりした。 

で、今日。
友人と2時間半喋り倒して、結果、
自分にとって必要ないことはどんどん切り離して捨てていこうって話に。
不必要なものをすっかり手放すと、大抵その時の自分に必要なものが入ってくるよね、と。
自分を取り巻くキャパシティにはやはり限界があるのだ。
そして年齢的にも、ストレスを感じたり我慢したりは、出来るだけしたくない。
自分にとって、不要なもの、不快なこと、害のある人。
どれもどんどん切り捨てよう、と。

そして新しいものを取り込んでいこう、と。
本当に必要なもの、気分のいいこと、自分が尊敬できて刺激を与えてくれる人。
そんなものごとを上手に見極めたい。

それに、縁のあるものごとや人とは、どんなに状況が変わっても形を変えてでも、関わり続けるものだから。
そんな関係は特別大切にしたい。

それにしても、2時間半後にはすっきりしたし、
話して吐き出すという単純な行為でだいぶ気分がよくなった私は、
少し成長したのか、はたまた鈍感になったのか。