すべてのライティングに通じる。原稿で1番大事な部分

記事にアクセスを集めることは大事だけど、それだけの記事ばっかり集まるのは嫌だと思っています。
検索したら同じ内容の記事ばっかり上から出てきますよね。書いた人なりの体験が書かれていれば読み応えがありますが、第三者的な文章ばかり集まった記事。
一時とても嫌になってしまって、SEO記事を書くのをやめ、検索自体あまりしなくなりました。私も書いていたことがあったのですが。招き猫について、とか。

ただ読んでもらうだけじゃなく、読んでもらった後の行動を促したい。これはライターとして書き始めた頃から感じていたことです。
私の記事を読んでくれた人が、記事のお店に行くとか、商品を買うとか、そんなことに喜びを感じていました。
じゃあ、より多くの人にとってほしい行動をとってもらうには、やっぱり多くの人に読まれなきゃなりません。

多くの人に読まれるために、何が大事かというと。

答えはひとつ。

タイトルです。

心を動かすのは、タイトルの先の文章。でもその先に行きついてもらうためにはタイトルが大事。作文でも、広告でも、ブログでも、メルマガでも、なんでもタイトルが1番。

たとえば、次の２つのタイトル、どちらが読まれると思いますか？

A.
秘伝の出汁を使った濃厚なスープが魅力！その道50年の職人が作るラーメンの店

B.
1杯たったのワンコイン！濃厚な豚骨スープに分厚いチャーシューが3枚の手作りラーメン

同じお店の商品についてのタイトルです。A.とB.でどちらが読まれると思いますか？

私の経験と先月参加したライターの勉強会のお話によると、B.です。お店の方が書かれてうれしいいのはA.かもしれません。でも、たくさん読まれてお店にお客さんが来て喜ばれるのは、B.なんです。

読む人は、得になること、新しいことに反応します。

私もこれに注力するようになって、公開後1日で7万PVの記事が書けるようになりました。それでやっぱり、突然商品がたくさん購入されたとか、お店にお客さんがたくさん来たとか、読者の反応を聞きます。

嘘は書けないから素材は大切だけど、魅力いっぱいのお店や商品も、タイトルは読者にとって強い興味の対象になる点に絞るのがポイント。

ライターも読者の反応が見えたら面白いですよね。PVのその向こうの反応。意識するだけで記事全体も変わってきます。