【ニキビの上からメイクしていいの?】むしろした方がいい理由3つ!
こんばんはアーユルヴェーダアドバイザーのウィジェシンハ真季子(@makiko_wj)です。
明日は人と会うのにニキビができていると、気分も下がるし、ニキビができてるって思われたくない…。
マスクしているから大丈夫かな?!
え…でもマスクを外したらバレちゃう。どうしようかな。
・そもそもニキビがあるときにメイクはしても大丈夫なの?
・ニキビやニキビ跡を隠したいけどコンシーラーが刺激になってニキビが悪化したりしないの?
というご質問も多くいただきます。
私もニキビ跡があるのでコンシーラーを使用しない日はありません。ニキビができてしまったときもやっぱり隠したいので、実際に愛用している製品や選び方、注意点なども合わせてご紹介します。
ニキビがあるけどメイクしてもいいの?
ニキビがあるときにメイクをしたり、赤みを隠すためにコンシーラーを使用すると、刺激になり悪化すると思いがちですが、メイクやコンシーラーは、マスクとニキビの間のクッション材にもなり摩擦を軽減してくれたり、紫外線からニキビを守る役割などもあります。
もちろんニキビが目立たないことで安心するという心理的な効果も期待できますね。
とくに紫外線は日焼けだけではなく
・毛穴が詰まりやすくなる
・皮脂が酸化する
・アクネ菌に影響する
こともあるので、UV効果があるコンシーラーを使用するといいでしょう。
ただし1点気をつけたいのが、スティックやチップタイプのコンシーラーの場合、直接肌につけず、手の甲に出してから指や筆で優しく塗ること。
直接塗ることは雑菌が繁殖する恐れもありますし、なによりグリグリと塗ってしまいやすいので、手間ですが手の甲にだしてから塗るようにしましょう。
紫外線がニキビに与える影響
■毛穴のつまり
紫外線をあびると、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなどにもダメージを与え、シミやシワだけではなく乾燥の原因にもなります。また肌の生まれ変わりターンオーバーのサイクルも乱れやすくなり、排出されるはずだった角質もたまりやすくなっていきます。
角質がたまっていくと、毛穴が詰まりやすくなるのでニキビもできやすくなってしまいます。
■皮脂の酸化
紫外線をあびたあとの肌は乾燥しやすくなるので、皮脂がいつもより多く分泌されるといわれています。さらに皮脂が酸化し過酸化脂質という物質に変化すると肌荒れやニキビの原因にも。
■アクネ菌への影響
ニキビの原因菌ともいわれるアクネ菌。このアクネ菌が代謝して分泌する「ポルフィリン」と紫外線が反応すると活性酸素が発生します。
活性酸素は皮脂も酸化させ、肌に刺激を与えることがわかっているので、ニキビができているときは、いつもより紫外線対策をしたいところ。
夏のジリジリするときは日焼け止めを塗ったり、日傘をさしていても、すこし肌寒くなると日焼け対策への意識が薄れやすくなってしまいますよね。ですが真皮まで届く紫外線A派は、年中降り注ぐ量は変わりません。
日傘をさすのが面倒な場合は、キャップや帽子にする。UV効果があるファンデーションやコンシーラーを日常使いするなどで対策しニキビの悪化も防ぎたいですね。
ニキビパッチは使用してもいいの?
ニキビは嫌気性(酸素が嫌い)のアクネ菌が毛穴の中で増殖してできるので、密閉して酸素を遮断してしまうニキビパッチは、アクネ菌を増殖させる恐れがあります。そのため、できるだけ使用しないほうがいいでしょう。
とはいえ「ニキビがあると思われたくない」、触ってはいけないとわかっていても「どうしても触ってしまう」という人は、一時的に使用してもいいかもしれません。
だたし膿んでいるニキビの場合は、使用しない!
剥がすときに一緒に膿みもひっぱられ、さらに悪化しやすく、場合によってはクレーター化や別の細菌による炎症を起こす恐れもあります。
それでもニキビパッチを使用する場合は、剥がす際には慎重にゆっくりと剥がすようにしましょう。
コンシーラーの選び方
コンシーラーには
・スティック
・チップ
・固形
・チューブ
などの形状がありますが、自分が使いやすい形状を選ぶといいでしょう。
下地やファンデーションとの相性もあるので、迷ったらファンデーションと同じブランドで揃えると肌なじみはいいです。
そして、ニキビを繰り返してしまう人は、ニキビのもとになりにくい処方『ノンコメドジェニック』製品を選ぶのもひとつ。絶対にニキビができないわけではありませんが、肌への負担はやさしめなものが多いので使いやすいでしょう。
実際に使用しているコンシーラー5つをご紹介!
『資生堂 パーフェクトカバー ファンデーションMV』
カバー力を求めるならこちら。固めのテクスチャーなのでキレイに塗るコツをつかむまでは難しいのですが、しっかりカバーしてくれるので、大好きな彼氏とデート!という日などにもいいかも。
汗や水に強いをータープルーフで、カバーしている状態を12時間キープ。またマスクにもつきにくいのも高ポイント。
ノンコメドジェニック製品ですが、UV効果はないので、必ずUV効果がある製品と併用しましょう。
『資生堂 dプログラム 薬用スキンケア&カバーチューブ』
チューブタイプなので少量を出しやすく、トラネキサム酸やグリチルリチン酸ジカリウムも配合されているので、日中の肌ケアにもぴったり。
すこし硬めの使用感なので、境目は筆でなじませる方が自然な仕上がりに。
こちらもノンコメドジェニック製品ですが、UV効果はないので、必ずUV効果がある製品と併用しましょう。
『ベアミネラルズ ベアプロ フル カバレッジ コンシーラー』
カバー力もあり、つけ心地も軽やか。カバー力が高い製品は、つけすぎると崩れやすくなりますが、少量でもしっかり隠してくれるので崩れる心配もすくなめ。
公式サイトの使用方法にもあるように、最後はブラシでなじませる方がキレイに仕上がります。
ノンコメドジェニック製品ではないので、気になる方は日常使いよりも、ここぞというときに使用するのがいいのではないでしょうか。
『オルビス クリアデイケアベース』 SPF28 PA+++
ノンコメドジェニック製品でUV効果もあり。肌荒れ予防に期待できるグリチルリチン酸ジカリウムも配合されているのに、カバー力が残念ながら低いのです…。
だから誰にも会わない日やサロン仕事の日は、マスクを外さないということもあり、ニキビ跡も隠す必要もないので、クリアデイケアベースに粉をはたいて終了というベースメイクをしています。
『ノブ コンシーラー2』 SPF34 PA+++
ノンコメドジェニック製品でUV効果、カバー力もそこそこあり。しかもお値段がめっちゃ高いわけではないので、私の中ではダントツ1位です!
体温でとろけるのでムラにもなりにくいです。隠したい部分に指で直接つけるのですが、ピンポイントで隠したい場合は、小指が塗りやすかったです。人差し指だと範囲が広くなりすぎて、いらないところまで塗ることになってしまうので綿棒で塗ってもいいかも。
コンシーラーで隠してニキビをなかったことに!
ニキビは尋常性挫創という皮膚疾患。化粧品では治らないので、皮膚科で塗り薬をもらいましょう。場合によっては抗生剤の飲み薬を処方してくれることも。
とくに薬を使用しなくても自然に治ることもありますが、炎症が長引くと、色素沈着やクレーター跡になる場合もあります。そうなるとレーザー治療でないと改善が難しい場合も。
時間もお金もかかるしテンションも下がるので、早く治すためにも塗り薬を処方してもらう方がいいと思います。
ニキビやニキビ跡をコンシーラーで隠す際にも、スキンケア成分が配合されているものを選ぶと、日中ケアにもなりますね。
UV効果があるコンシーラーで隠しつつ、悪化させないように日々ケアをし、誰かと会うときは、しばしニキビのことを忘れて楽しくすごしましょう♪
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