見出し画像

女子うつ【1ヶ月で4回も性格が変わる】自分で自分をご機嫌にする方法!

生理前のイライラや、突然悲しくなったり、ときに感情的に気持ちをぶつけてしまい、「なんであんなことを言ってしまったんだろう…」と自分を責めてしまうことはありませんか?


公益社団法人日本産科婦人科学会では、月経前症候群(PMS)について

月経前、3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するものをいいます。

とされており、月経前症候群(PMS)の原因については

原因ははっきりとはわかっていませんが、女性ホルモンの変動が関わっていると考えられています。排卵のリズムがある女性の場合、排卵から月経までの期間(黄体期)にエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌されます。

この黄体期の後半に卵胞ホルモンと黄体ホルモンが急激に低下し、脳内のホルモンや神経伝達物質の異常を引き起こすことが、PMSの原因と考えられています。

脳内のホルモンや神経伝達物質はストレスなどの影響を受けるため、PMSは女性ホルモンの低下だけが原因ではなく多くの要因から起こるといわれています。


そこで今日は、女性ホルモンのバランスで、肌状態の変化が起きたときにできる対策とスキンケアについてご紹介していきます。


画像1

いつが肌の絶好調?『ホルモンバランス別』肌状態

●生理初期~2週間前後
プロゲステロン(黄体ホルモン)やエストロゲン(卵胞ホルモン)が急激に減りはじめる時期。体温も低下しやすく手足が冷たくなったり、頭痛を感じる人もいるでしょう。

また生理の出血に伴いお腹が痛くなったり、身体もだるく感じることもあります。気分的にも落ち込みやすく、急に不安になることも。

肌は敏感な状態で、血行も悪くなりやすいので、くすみを感じたり、肌荒れをすることもあるでしょう。
ただし生理が終わりに近づくと、エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌も増えてくるので、次第に回復していきやすくなります。


生理後〜排卵日
美肌ホルモンともいわれるエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が増えはじめる時期。

自律神経のバランスが整い、気分的に最も幸せも感じやすく、肌の状態もみずみずしくもっちり。内側からツヤがあふれだす絶好調な時期でもあります。

道ばたの雑草も美しく感じたり、人に対して優しく接することができます。数日前の憂鬱な気持ちが嘘のように晴れ晴れした日々を過ごすことができるでしょう。


●排卵日〜生理前1週間
プロゲステロン(黄体ホルモン)や幸せホルモンともいわれるオキシトシンも分泌され、肌も心も比較的安定した状態。

ただし徐々にホルモンバランスが変動していくので、気分にムラがでたり、不安を感じることも。

肌の状態も敏感になりやすく、人によっては、皮脂分泌が増えてくることもあるでしょう。


●生理前1週間〜生理初期
プロゲステロン(黄体ホルモン)が増えはじめ、なんでもない事に落ち込んだり、いつもよりイライラも増しやすく、感情のコントロールが難しい時期。

水分を溜め込みやすく、むくみを感じやすかったり、食べても食べてもお腹が空いてしまい食欲が爆発しやすいので、体重の増加も。逆に体調が悪く寝込んでしまう人もいるでしょう。

また皮脂分泌も増えることから、ニキビが発生しやすい時期でもあります。


画像2

『攻める?守る?』肌状態に合わせたスキンケア方法

●生理〜2週間前後
肌が敏感な状態なので、肌荒れやニキビも発生しやすい時期。

新しい化粧品や有効成分が配合された化粧品でアクティブに攻めるケアよりも、いつも使用している化粧品や、肌のうるおいを守るシンプルなケアを徹底しましょう。


生理後〜排卵日
肌の状態も安定していて気分も絶好調な時期。

新しい化粧品や、有効成分が配合されたアクティブなケアは、この時期に試すといいでしょう。
またダイエットも、生理が終了したこの時期にはじめると、代謝もよくなっっているので効果を感じやすいでしょう。


●排卵日〜生理前1週間
プロゲステロンやオキシトシンも増えはじめ、肌も気分も比較的安定した状態。

とはいえ後半になるにつれて皮脂をいつもより多く感じることもあるので、ニキビを予防するために、皮脂抑制に期待できるライスパワーNo.11や、ニキビ用の化粧品を使用しはじめるといいかもしれませんね。


●生理前1週間〜生理初期
なにをしてもイライラし、食欲も爆発している時期。

ニキビが発生しているときは、できるだけ刺激を与えないほうが、悪化も防ぎやすいので、攻めたケアも控えるほうがいいでしょう。


また、オイルが多く配合されている製品はニキビをさらに発生させる原因にもなりえるので、水溶性成分(ヒアルロン酸、スクロース、BGやグリセリンなど)がメインの化粧品で保湿。またはニキビのもとになりにくい処方のノンコメドジェニック化粧品を選ぶといいでしょう。

頬など乾燥しやすく、ニキビが発生していないところは油分も補ってあげるほうがいいので、乾燥を感じるところはクリームなどを重ね、うるおいを保持しましょう。

画像3

約40年ある生理とうまく付き合っていくコツ

エストロゲンやプロゲステロンなどのホルモン分泌の影響があるので、肌や気持ちの変化があるのは仕方がないこと。

生理前のイライラで自暴自棄になる人も多くいるかと思いますが、ホルモンのせいなので、無理に食欲を抑えたり、あれこれと化粧品を変えることは肌へのストレスにもなり、余計に肌荒れをしてしまうことにも繋がります。

食べたいときは食べてもいいのです。
生理前と生理後の体重の増減が3㎏前後あるかもしれないけど、ときには本能に従う月があってもいいのではないでしょうか。

閉経するまで毎月、訪れる生理。1ヶ月のうち約10日間は、肌や身体、心も幸せ絶好調なときなので、その時期を大切に過ごしつつ、その他の時期は

・好きな香りで全身を包み込む
・好きな音楽で気分を上げる
・好きな人としか付き合わない
・好きなものに囲まれる

など自分の好きで埋め尽くして、すこしでも快適に過ごせるように自分を甘やかしてしまいましょう!

"好き”があふれる生活をベースに、ホルモンとうまくお付き合いをしていきましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?