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【6歳児の名言】ハートがないんだよ!

「おばちゃんには『ここ』がないんだよ!」


年長次女がそう言ってトントンとたたいた場所は・・胸(ハート)でした。

それは、我が家の神社での新嘗祭の前日の出来事。

神職資格勉強中の姉とふたりで奉仕する予定だったので

年長次女に、

「お母さんは、明日は 笛?太鼓?」

と聞かれました。

我が家の近くの地域(鳥取県西部)ではだいたい、祭典中の奏楽は太鼓と龍笛です。

太鼓は長胴太鼓と締太鼓。

普段の祈願でもお祭りでも、奏楽(そうがく)はとても大切な行事のひとつです。

6歳にしてそれを知っている次女。

そんな次女の質問に答えます。

私「お母さんが太鼓だよ。」

次女「じゃあ、おばちゃんは笛だね。」

私「いや、おばちゃんは、まだ笛も太鼓もできんけん、明日はしないよ。」

という会話の後、、、

次女は黙って首を振りました。

そして、

「おばちゃんには『ここ』がないんだよ!

と言い放ったのです。

トントンと自分の胸をたたき、、その手はハートを形作っていました。

まさにこの形!

つまり、ハートがない。


さらに次女は続けます。

「あのね、自分が(神主)やるって決めたんだよね。

自分が決めたならね、やらなきゃだめだよ!

ちゃんと準備をして、やる時にはできるようにならんと。」

と。。

いや、姉の名誉のため言いますが、彼女はフルタイムで激務の職場で働いているので、太鼓や龍笛の練習ができなくて当然。

逆に、そんな中でよくこの神職資格取得に向けて日々の生活をこなしているなあと私は心から尊敬しています。

が、次女の言葉はごもっとも。

私にもグサッと刺さりました。

自分でやると決めたことには、熱いハートをもって取り組め!!

本番なのに準備不足だなんてもってのほか!!

という強いメッセージを受け取りましたよ。

次女はまだ6歳児なんですが、時として核心をついてきます。

今回の次女の名言、何事にも当てはまると思います。

もうすぐ年末ですが、2022年はじめに「やろう!」と決めたことで後回しになっていることはありませんか?

自分でやりたいって思ったのにやっていないこと、中途半端になっていること、、きっとひとつやふたつあるはず。(私もたくさん。。)

いま生きているのは、ほかの誰のものでもない、大切な自分の人生です。

自分でやると決めたならそのハートを大切にしてできる限りやってみませんか??

私も次女に

「ハートがないんだよ!」

と言われないよう、自分で決めたことに対してちゃんと向き合っていこうと思います。

それこそが自分を大切にすることですよね♡

新嘗祭の日

この写真の緑装束が姉です。ちゃんとハートはありますよ♡

さあ、年末年始に向けてふたりで協力して頑張ります!!

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