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【月報】2022/01 2021年を振り返る

さて、久しぶりのnote…
やれることならなんでもやる!アート・カルチャーの架け橋になりたいと日々奮闘しているスラッシュワーカーの新麻記子(まきたそ)です。
詳しくは、プロフィールや仕事実績を読んでほしい。

ここに戻ってくるのは酒小町の【下戸小町通信】以来なのでは?
コミュニティ費の使い道とか、運営方針の諸々に違和感を覚え、酒小町コミュニティを抜けたけれど…そこで知り合った仲間たちと、月1の定例イベントやその他イベントを立て、お酒を飲みに行ったり、ご飯を食べに行ったり、お泊まりキャンプやホームパーティーなど、とても充実した日々を送っている。

昨年はそんな仲間たちのおかげで新しいチャレンジができたことと、1月の仕事の状況を整理するために綴りたい。

3つの新しいチャレンジ

スキューバーダイビング

スキューバーダイビングのライセンスを持っているメンバーが2名いたので、「一緒に楽しめるアクティビティが増えたらいいよね!」という気持ちと、21_21 DESIGN SIGHTのトランスレーションズ展で鑑賞した長谷川愛さんの『Human X Shark』に影響を受け、一緒に鮫と泳いでみたいという夢を叶えるため、ライセンスを持っていないメンバー複数名とライセンス取得にのり出した。

世界中の海でダイビングが楽しめ、水深〜18mまで潜ることができるオープン・ウォーター・ダイバー(OWD)と、難易度の高いポイントでのダイビングが楽しめ、水深〜30mまで潜れることができるアドバンスド・オープンウォーター・ダイバー(AOW)。

英検2級を取得した高校2年生から無縁の資格生活を送っており、現在の生活環境から普通自動車免許も持っていない自分にとって、大人になってから資格取得…正直、かなりのチャレンジである…。

しかも、今回は複数名のメンバーと受けており、バディを組むこともあるので自分が足を引っ張るわけには…そんな焦る気持ちから、必死に座学や実技を勉強したかいあって、意外にあっさりと資格が取れた。

そして、昨年の夏に初の石垣島を訪れ、友達と海の世界を楽しんだ。
講習では天候に恵まれず、台風の影響から視界度が1〜2m、講師やメンバーを見失わないようにするのに必死だった。
しかし、石垣最初のダイブでは怖くなるほど海の透明度が高かった(笑)
そんな恐怖とは裏腹に一度潜ってしまえば、心奪われるものが視界を埋め尽くしていく。

深夜のNHK番組でよく分からないBGMを背景に、光の三原色が織りなす画面の中で見ていた珊瑚の草原やカラフルの魚たちが、ぽこぽこという泡の音が耳元をくすぐりながら、自分のすぐ目の前に果てしなく広がっている。

そして、幸運にも恵まれて、頭上を舞うマンタや、4匹ものウミガメに出会えた。

着物 / 着付け / 着物日和

そして、スキューバーダイビングと同時期に、自分で着物を着られるようにと習いはじめた着付け。
自分の仕事上、美術館に足を運ぶ機会が多く、着物のご婦人方を見かける機会もあることから、いつか自分も着物で美術館を訪れて、作品鑑賞できたらと淡い希望を抱いていた。

ただ願っているだけじゃ叶わない。
ワンコインの体験レッスンを友達と受けたのがきっかけで着物沼に。。。

一人で着物が着れることへの楽しさはもちろんなのだが…ファッションに無頓着だった私に衝撃と革命を齎した言葉が背中を押す。

「自分の身に着けているものぐらい、そのものの背景を知っておきなさい」

主人語録

見た目で人を判断するなんて…と思わず偽善ぶってしまうけれど、
見た目で判断せざるおえないことを否定できないのも事実である。

コミュニケーションツールとしても活用でき、自分の自信はもちろんだが、他者への信頼や説得にもつながり、ハイブランドは世界の歴史とも重なることもあるので、知識として持っていて困らないからと、元バイヤーだった主人が教えてくれた。

海外旅行で美術館巡りをしていると、西洋絵画に目を向けていながら、自国の歴史や文化に対して無関心なことに、どこか違和感を覚えていた自分がいたのだ。

もし、海外の人たちに自己紹介をする機会があれば、職業的にアートのことがメインとなってしまうけれど、きっと聞いている人たちは自国のことに触れない私に対して不信感を抱くだろう。

そんな時に、誰しもが身に纏い生き方を表現するファッションスタイルに、さりげなく自国の文化や芸術を盛り込んでアピールできたとしたら…小娘の自分に対しての関心の持たれ方が変わることや、その後の会話の幅も広がるだろうと考えた。

そんなことも相まって、日本古来の優しい伝統色や意味が込められている紋様、日本全国の地域特有による織りや染め、人の創造力が結集している着物というアートについて知りたくなったのだ。

母や祖母から譲り受けた着物がないことから、自分で資金を出して仕立てたこともあり、これは元を取る勢いで…と言きかせ、無理をしない範囲内で日常的に着物を取り入れている。

今では、横浜の着物コミュニティに入り、着物好きのメンバーたちと交流しながら、コロナが収束したら海外の美術館に着物で訪れたいという目標までできた。

美術検定

UnsplashのVincentTantardiniによる写真

そして、スキューバーダイビングで資格を取得したこともあり…
それなりに勉強すれば取れるのでは?という自信にもつながったことも大きく、定期的に対話型鑑賞会を開催することから、執筆業でも活かせそうなので美術検定を取ることにした。

これまで資格を取ったほうがいいのだろとぼんやりと考えながらも…
勉強のための勉強より、学ぶための勉強がしたい、そんな考え方から馴染めなかった高校時代を思い出し、誰のために、何のために、その意味とは?といろいろ過って、忙しさにかまけて言い訳を作っていた。

しかし、調べてみたら美術館の割引(※ここがデカい!)になるし、自分の美術知識の実力ってどんなものだろうという素朴な疑問から、試しに取得を目指してみようと思い立ったのだ。

結果は、美術検定 3級 合格。

とはいえ、結構難しかったので…来年も引き続き励もうか悩んでいる。

1月の仕事実績 まとめ

執筆

イロハニアート(2件)、ITL(1件)
「2121年 Futures In-Sight」展 @ 21_21DESIGN SIGHT

奇才のモード展 @ 東京都庭園美術館

楽活(1件)_映画作品のまとめ記事

映像ディレクター

昨年末から年を跨いで2件の動画プロジェクトをこなしている。
両方ともお披露目するのは春先になると思うので、どうか楽しみに待っていてほしいと思う。(※絶賛編集中!!!)

そのうちの1件では、インタビュー撮影のため京都大学を訪れた。
酒盛りの後片付けに追われている学生、校舎前にごちゃごちゃに並べられた自転車、学生には当たり前すぎる日常風景でも、大学に行っていない私にはその全てが新鮮に映った。

重い照明機材を持ちながらキャンパス内を練り歩き、栄養満点の安い学食を食べたのはとてもいい思い出となった。

最後に

2022年の1ヶ月目は、2週連続で週末地方出張(岡山、大阪 / 京都)に行っていたこともあり、目まぐるしく時間が過ぎ去ってしまったことと、体重が2k g増えてしまった。
昨年末に体が限界を迎えてタイ古式から整体に変え、先生の施術との相性が良いのか、コンプレックスだった太腿が少しほっそりした。
しかし、見た目に甘えて体重計に乗っていなかった私…現実を目の前に由々しき事態を打開するため、またワークアウトやストレッチをし、-10kgの体重を維持したいと思う。
明日から2月…確定申告に追われながらも、クライアントから別業務も任されそうなので、丁寧さを忘れず精進していきたいと思う。

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