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顔と頭に帯状疱疹が出現しました①

■兆候と慢性頭痛

 まさかまさかの帯状疱疹。しかも、顔。帯状疱疹に自分が罹るなんて、考えたこともありませんでした。

 何かの参考になれば・・と記録を綴ることにします。

 もともと、わたしは慢性頭痛持ちで、雨が降ったり台風が近づくと、吐気がするほどの「気圧根性なし」のアタマを抱えていて、特に秋から冬にかけて日照時間の短いこの時期は、冬季うつ的な症状も加わるため、とてつもなく生きるのがツラクなってしまうのでした。

 仕事中も身体全体が膜で包まれたみたいに、感覚がおかしくなり、そういう時は自分でも気が付くので、早めに帰宅するとか、どこかで目を閉じる時間を確保するようにしています。
 離人症的な、そんな感じ。
 大抵は泥みたいに眠ることで、痛みを軽減させたり、離魂を取り戻すことができたりするのでした。

 ところが、今回はいつもの頭痛が、1か月切れ目なく続くのです。
 主食並みに頭痛薬を飲むのも珍しくはありませんが、いつもと違うのは、頭痛だけではなく右のエラ辺りが痛いのです。

「片方の歯で噛む癖があるのかな? 右向きで眠ったからかな?」

 鏡を見て考えるのですが、原因は思い当たりません。

 ちょうどその頃、右眉も痒くなり、仕事中にポリポリ指で掻いていました。眉毛の中なので、いっそう痒くて仕方ない感覚・・赤くなっても眉毛に隠れて気にも留めていませんでした。

 以上が2週間前のこと。
 まとめ。
 ①頭痛と、
 ②右エラ痛と、
 ③眉毛のポリポリ。


■朝、突然に

 それから10日くらいして朝起きると、右眉の上がポッコリ腫れていました。例えて言えば、太い「黒糖かりんとう」くらいのポッコリ(分かるかな?)。
「あー。眉毛の毛穴から、ばい菌が入っちゃった」

 さらに次の日には、頭の痛みが今までとは明らかに違う、右後頭部に集中するスポット的痛みに変わっていました。

 違う。今までの頭痛とは、何かが違う。

 最初は一点集中の頭痛だったので、頭皮に「おでき」でもできたのかと思い、子供たちに代わる代わる頭を観察してもらいましたが、何も分からず。当然「おでき」もなく。ニキビもなく。

 だんだんと、不安になってきました。

 12年前に、激しい頭痛でMRI検査をした時のことが思い起こされます。

 あの時は、本当に死ぬ覚悟で総合病院を訪ねたのでした。1か月以上続く揺さぶるような頭の痛み。何かが見つかったら、これから先どうやって5歳と4歳の子供たちを育てていこうか。

 なにより、自分が死んだら身寄りのないこの土地で、子供たちはどこに引き取られていくのか・・

 そんな悲観的な妄想で、おかしくなりそうでした。

 幸い結果は「問題なし。梗塞の痕すらなし」だったので、今こうしてケアマネの仕事が出来ているのですが(;´Д`)

 まとめ。
 ①-a右後頭部に集中する頭痛と、
 ②右エラ痛と、
 ③-a眉毛の上のポッコリ腫れ。


■瞼の腫れ

 で。

 眉毛上のポッコリから3日経った朝、突然右目が腫れました。
 瞼が被さって目が開かない・・。

「なんだなんだ」と朝から大慌て。

 その日は大事な面談が入っていたので、仕事を休むわけにもいかず、眉毛上の傷は前髪をおろして隠し、なんとか、一日仕事を乗り切ったのです。

(※注 このとき、ポッコリ腫れは毛穴のブツブツが擦れる感じで、幅の広い擦り傷に悪化していました。→原因は頭痛緩和の冷えピタでの炎症)

 そう言えば、あの日は仕事中も頭の中が痒くて、何度も髪の毛に手を入れてポリポリしていたなぁ。
 でも痒みより深刻なのは頭痛でした。
 依然治まらないこの頭痛が内部から来ているのか、まだ見ぬ「おでき」からきているのか分からず、ただ恐ろしさを抱えていたのでした。

 まとめ。
 ①-a右後頭部に集中する頭痛と、
 ②右エラ痛と、
 ③-a眉毛の上の擦過傷と、
 ④右瞼の腫れ。


■いよいよ、脳外科か・・

 目は腫れ、おでこは擦過傷。こんな顔になってしまったけど、頭痛を早くなんとかしなくてはならない。特に右の後頭部がこんなに痛むなんて。

 そうして、わたしは「右梗塞の左麻痺、箸は持てるな」とか考えながら、地元の評判の脳外科や脳ドックを実施する病院を検索しました。時間は刻々と過ぎていく・・

 子供たちへは、もしわたしが倒れたらすぐに救急車を呼ぶこと、それから生命保険の書類の場所を教え、電話番号も緊急連絡先もipadに入れてあるので確認することなど、伝えました。

まとめ。
 ①-a右後頭部に集中する頭痛と、
 ②右エラ痛と、
 ③-a眉毛の上の擦過傷と、
 ④右瞼の腫れ。
 ⑤硬膜下血腫を一番に疑っていた。


■発疹出現!

 その夜、頭痛で食事も摂れず倒れるように居間で眠り、目覚めたのは深夜2時。
 右目が重い。腫れが酷くなっている・・鏡を見てビックリしました。

 右こめかみに発疹が出ていて、そのまま髪の生え際まで、ただれるようにブヨブヨになっているのです。

 なんですのん、これ。

 わたしの駆け込むべき場所は、脳外から皮膚科に変わっていました。

まとめ。
 ①-a右後頭部に集中する頭痛と、
 ②右エラ痛と、
 ③-a眉毛の上の擦過傷と、
 ④右瞼の腫れ+こめかみから頭皮の発疹。
 ⑤今は脳外科じゃない!


■結果、帯状疱疹(;´Д`)

 昨日から処方薬(バラシクロビル)を飲み始めました。

 帯状疱疹は、食事や睡眠の乱れ、ストレス等での免疫低下が呼び起こす神経の病気です。

 このことについても、改めて記したいと思います。
 あと、病院選び。これも書き始めるとさらに長くなるので、一度ここで切ります。

 未だ帯状疱疹の発疹軍は右に進路を取り、勢力拡大をしています。
 なんとか食い止めねば。
 頑張れ、バラシクロビル。

 疲れちゃったので、一旦終わります。
 とりとめのない日記につきあってくださり、ありがとうございます。

 寝ます。

  
             * * *

 今回の画像はぶつぶつしたものがいいな、とテトラポット群にしました。
 取りあえず、頭痛の原因が分かって安心しました。
 でも、痛いですね・・帯状疱疹ってやつは。



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