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makicoo's diary

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毎日の日記(2018.8.18-)
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#読書日記

公開振り返り&ライフログ(202207)

・7月は落ち着いて過ごそう・・と思ったのに、子のコロナ濃厚接触者からのおうちほいくえんで…

makicoo
1年前
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サン=テグジュペリ『人間の大地』/死ぬことが少し怖くなくなった、その理由

「いい本」とは何だろう、と考えた時に私がいちばんに思うキーワードは「自分にはない新しい視…

makicoo
1年前
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公開振り返り&ライフログ(202206)

・6月は5月同様に週末は常にいつも何か予定がある状態。会社の大きめのイベントサポートで土日…

makicoo
1年前
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夏目漱石「草枕」/絶望の中での生きる智慧

『少女ポリアンナ』という、世界名作劇場でアニメにもなったエレナ・ポーターによる児童小説が…

makicoo
1年前
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ヴェルコール『沈黙のたたかい』/戦争反対?本当に?

戦争反対、という言葉に違和感を感じるようになったのは、中学生の頃だ。小学校の時に「ヒロシ…

makicoo
2年前
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ドストエフスキー「貧しき人々」(1864)/不相応な恋心に寛容である生きやすさの話

とあるラグジュアリーブランドのファンで、長持ちする小物やバッグは、なるべくそのブランドで…

makicoo
2年前
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世阿弥「風姿花伝」(1400)「花鏡」(1428)/この先の人生、ただただ向上進歩するのみ

2022、仕事初め。12月23日からほぼ会社PC開かず、だったので、頭に入っていたはずの曜日毎のなんとなくのスケジュールがしっくりこない。 頭が働くようになるまでの作業として、12月のランチ代の請求書(弊社はランチ代の補助が出る)をひたすら社内の経理システムに入力して、少しづつ勘を取り戻す。 4歳から18歳までずっとバイオリンを習っていた。先生から口酸っぱく言われていたのは、1日練習を休むと取り戻すのに3日かかる、2日休むと取り戻すのに1週間、ということ。 その時は何と大げさ

ショーペンハウアー「読書について」(1819)/100年経っても読まれる本

2021年は180冊、本を読んだ。その中で読んでよかった本ベスト5を考えてみたところ、こんな感じ…

makicoo
2年前
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ワシントン・アーヴィング「スケッチブック」(1820)/後悔しないためにできること

夫が3日間高熱を出した。 2晩目にいたっては熱が下がらないどころか41度を記録。ワクチン2回…

makicoo
2年前
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鴨長明「方丈記」(1212)/ 比較して得る幸せ

彼と私は違うところが多くあるのだけど、そのうちのひとつが「比較」の頻度だと思う。私は昔か…

makicoo
2年前
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ワシントン・アーヴィング「スケッチブック」(1820)/東京と地方の、そして19世紀の格…

この日は前から予約していた近くの民間学童の説明会へ。せっかちなのでいつか必要になるなら早…

makicoo
2年前
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ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟Ⅰ」(1880)/「今」の行き着く先にもっといい世…

今日は保育園が縁で知り合ったおうちの子を我が家にお呼びし、その後公園へ。相手の子もうちの…

makicoo
2年前
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ヘミングウェイ「移動祝祭日」(1964)/本当のことを書くのはとても難しいという話

「老人と海」「誰がために鐘が鳴る」など数々の名作を書き、ノーベル文学賞まで受賞したアーネ…

makicoo
2年前
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ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」(1880)/大人になって味わう達成感と、子ども時代に経験したい神聖な思い出の話

10代の頃から読みたい、と思っていたものの、なかなか手が出なかった「カラマーゾフの兄弟」を読み切った。ジェイムス・ジョイスの「ユリシーズ」を読み切った時の達成感もよかったけど、今回は大変苦手にしていたロシア文学を、だったので、感激もひとしお。1日中いい気分で過ごした。 大人になってから感じる達成感は貴重だ、というけれど、案外私は感じている。ついこの間は転職して初めてサービスのリリースを迎え、自分が構築したカスタマーサポートがよく回っていることで達成感を味わったし、そしていいジ