【いのちのリレー】おばあちゃんになった母へ〜私の夢〜



今日は母の日ですね。

自分が母になって初めて迎える母の日。

出産の翌日に感じた想いを綴っていたので、載せておきます。

母への想いも届きますように...


2021.1.7 diary

赤ちゃんが生まれた次の日から、福岡は3年ぶりに2cmの積雪と最強寒波が襲来。


私はその外の気温を全く体感する事なく病室で過ごし、雪がちらつく窓を眺めている。



身内へ出産報告の連絡をしているとその返信に「お母さんも喜んどるやろうね」とあり、私の涙腺は一気に崩壊した。




いまだに、母のことを思い出すだけで涙を流してしまう。そんな私の姿を見たら母は不安に思うだろうか。


もう31歳だけど、私はずっと母の子である事に変わりはないからいいよね?

母を想う大事な時間、涙が心を浄化してくれる気がするから、私にとって大事な時間だと思う。だから、許してね。






私が母になると同時に、母はおばあちゃんになった。

生きていたら、出産を終えた私になんと声を掛けてくれただろうか。

そんな事を考えていると、生前掛けてくれた「よく頑張ったね」という言葉が聞こえてきて、余計に涙が溢れた。



母になった私には、夢があります。


母が私を生んで綴ってくれていた育児日記に
「一緒にお酒飲めるかな(ムリかな)」とありました。


当時の母が何故「ムリ」と思ったか分かりません。

でも残念ながら母は私の成人前に亡くなっているので、それは叶わぬ願いに終わってしまいました。



だから、今度は私が娘と叶えたい。
20歳になった娘と一緒にお酒を飲む事が、私の夢です。


些細なようで、それは決して当たり前ではない夢。

娘が成人する頃、私は51歳です。

そこまで何としても私自身が健康でいなきゃいけないし、娘が何事もなく成長してくれる事を願っています。

だから、無事その瞬間を迎えられた時は、健康な身体と命に感謝をしながら杯を交わす、そんな時間にしたいな。

なかなか20年後の目標だなんて定めるのは難しいけれど、これだけは今から胸に刻もうと思います。


おばあちゃんになった母へ

お母さんから沢山受け取った愛情を
今度は私が娘に捧げます。

お母さんとやりたかった事、
この子と叶えられるように
まずは私自身が健康で長生きしないと!

ずっと見守っててね。

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