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【カナダワーホリ】入国にジョブオファーが必要になった

みなさんこんにちは、麻希亜です。

今日の記事は飽くまでも「麻希亜自身が感じたこと」です。
私はあまり社会情勢には詳しくないので、間違ったことを書いている可能性は高いです。
私が素直に感じたこと、考えたことを書いていますので
その点を理解した上で読んでいただけると幸いです。
何か気になる点があれば、コメント等でご指摘いただけると嬉しいです。


今、日本だけでなく世界の状況は刻一刻と変化し
カナダへのワーホリを予定している私は、カナダの情報には敏感になっています。
昨日はこんな情報を得ました。

ワーホリで入国をする際は「就労許可証(Work Permit)」が必要なのですが
それに加えて「カナダ企業の内定(Job Offer)」が必要になったとのことです。

これはつまり
「カナダへ入国をする前に仕事を見つけ
ワーホリビザでカナダに滞在をする場合は必ず仕事をする必要がある。」
と私は理解しています。

ワーホリビザの最大のメリットは「自由度が高いこと」だと私は思っています。
ワーホリビザは「学校にも通える、仕事もできる、何もせずにただ遊んで暮らすこともできる」ビザです。
しかし「必ず仕事をする必要がある」ということは
「自由度の高さ」が失われるということになります。

この決定に対して
「現地の人ですら失業している状況なのに、日本にいながら仕事なんて探せるの?」
「ただでさえワーホリでは仕事を見つけることが難しいのに、この状況では仕事を見つけることなんて無理だ」
という意見を持つ人もいるかと思います。
でも、目を向けるべき場所ってそこではないのではないかと思います。

失業率が高まっているのも事実、そしてワーホリでは仕事を見つけにくいのも事実です。
しかしそんな状況でも「人が足りていない業界・企業」はあるはずです。
そういう業界ってどんなところでしょうか。
「その仕事をしたい」と思う人が少ない仕事ではないでしょうか。

(もちろん「人が足りない業種」には「特別な技術が必要な仕事」も含まれていると思います。
分かりやすい例でいうと医療従事者などでしょうか。
当然そういった仕事には、技術や免許がない人は就くことはできないので
ここでは除外します。)

ジョブオファーが必要ということを知って、まず私が思ったのは
「国民がやりたがらないような仕事を、ワーホリで来ている立場が低い人にやってもらいたいということなのでは?」
ということでした。
どんなにやりたくない仕事だとしても、生活をしてくために仕事を選ぶことが出来ない人はそれを選ばざるを得ないことがあります。
ワーホリで滞在している人は、元々選べる仕事は多くないので
そうなりやすいのではないでしょうか。

カナダ政府の本意が
「今は目的もなく入国をすることを避けてほしい」
ということだとは理解しています。
しかし無闇に入国する人を減らすためには、入国の条件を厳しくするよりも
ビザの期限の延長を認める方が効果があると思うんです。

にも関わらず「入国するのであれば、必ず仕事をしなさい」
という条件を課すということは、その裏に
「人手が足りていない仕事があるので、立場が低い人にやってほしい」
という意図があるように思ってしまいます。

私のビザは2020年8月2日までとなっており、ビザの延長申請も受理されなかったので
今の所7月上旬の渡航予定で準備を進めていますが
正直に言うと、今の状況で渡航をしたいとは思えません。
やはりその頃はまだ、感染リスクもあると思いますし
まだまだ本来のカナダの姿には程遠いでしょう。
日本でも気軽に外出ができないので、準備も満足にできていません。

そんな状況でも渡航準備をしているのは
ビザの期限が迫っているからです。
もしビザの期限に余裕があれば、Work Permitを取得していなければ
「渡航を延長する」の一択です。

ここまで考えて思ったのは、ワーホリで来る人を受け入れることって
あまり国にメリットがないのかもしれないな、と言うこと。
ワーホリを延期ではなくて、中止する人がたくさんいたとしても
カナダ政府にとっては、それが大きなデメリットにならないのだろうな
ということでした。
(私の推測であり、事実かどうかは分かりません。)

やはりワーホリビザで滞在する人というのは
(言い方が良くないですが)立場が低いのだと思います。
そりゃあそうですよね。
基本的にはコミュニケーションも不自由ですし、どんなに長くても1年しかいられないですし
現地で使えるような技術・資格を持っている人もほとんどいないでしょうし。
「英語が話せないことを良いことに、最低賃金以下で働かされた」なんて話もよく聞きますし
ただでさえ「良いように使われる」人がたくさんいます。
(普段であれば「それを避けるために、英語力を鍛えるなど、きちんと準備をしていこうよ」という話なのですが。)

それらを踏まえた上で本当に渡航をするのか、する必要があるのか
するメリットがあるのか
よりリスクの低い代替案はないのか、そもそも自分がなぜカナダにワーホリで行こうと思ったのか
改めて考える必要がありそうです。

不謹慎な話で申し訳ありませんが、今の状況は自分の今後のことを考える機会だと私自身は思っています。
もちろんこれは、今現在まで自分や自分の家族・親戚
友達やそれ以外の関係者に感染の疑いがある人が1人もいないからこそ言えることです。
(看護師をしている親戚がいるので、彼女が1番心配なのですが。)

元々「海外移住も視野に入れて長期滞在をしてみたい」と思っていたのですが
本当に自分にとって「海外移住」は良い選択になり得るのか
それらのことを考える機会を与えてくれたと思っています。
永住権を持っていても、外国籍を持っている人は不利になる場合もあるでしょうし
そういったことをきちんと調べて、考え直す機会なのだと思っています。

ちょうど会社に退職届を出すのかどうか、答えを出さないといけない時期なので
それまでには1度時間を作って考えをまとめる必要がありそうです。
そのためにはいろんな人の意見も聞きたいので、時間がかかりそうだな〜。
話を聞くにしても、直接は会えないのがまた悲しいところですが。

今後のことについて少し考えがまとまったら
また記事にしたいと考えています。
引き続き読んでくださる方がいると嬉しいです。


【5/12に以下の記事を公開しました】


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