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インタビューでわかること

#note100本ノック
Day 41

母校の大学院の質的外国語教育研究勉強会に参加しました。

こちらの本を読んでいます。

太田裕子(2019)『はじめて「質的研究」を「書く」あなたへー研究計画から論文作成までー』.東京書籍

今回は、5章「インタビューで何が分かるのか」と6章の観察することと「書く」ことでした。

この本は質的研究を「書く」あなたへ、と題されていますが、実践の場にいらっしゃる方々にも示唆に富んだ本だと感じています。


5章の「インタビューでわかること」にあった一節が、わりと衝撃的だったので、引用します。

インタビューによって迫ろうとするのは、「事実」ではなく、人の意味づけ、ものの見方の世界なのです。

太田裕子(2019)『はじめて「質的研究」を「書く」あなたへー研究計画から論文作成までー』.東京書籍.pp85

この「人の意味づけ」の人とは、語り手のこと。

つまり、「語り手の(あるものごとへの)意味づけ」に迫るために、インタビューは行われるんですって。

事実ではなく。


noteでつい読んでしまう記事

これって、インタビューに限らないなあ、と思って。

例えばnoteでついつい読んでしまう記事って、起きた事実についてではなくて、その事実を書き手がどう意味づけしたのか、を知りたくて読むような気がする。

その意味づけが、自分にとって共感できたり、心地よさを感じたりする人の記事を読んでいるかも。

そしてやっぱり。

ものの見方というものががどこまでも気になる自分に改めて気づきました。

衝撃的!って思ってるの自分だけかも笑



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