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言葉にならない感情を、言葉にする

あっという間に木曜日ですね!

今週は毎朝1時間、古賀史健さん『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』をインプット&アウトプットしています📖

今朝は、【執筆】第一章「文章の基本構造」を読みました📝

書くのではなく、翻訳する

ライターの機能として、古賀さんは以下の3つを挙げています。

  1. 録音機

  2. 拡声器

  3. 翻訳機

特に、「3」の考え方が印象的でした。

中でも、怒りや悲しみ、喜びなど、ことばを伴わない感情を、ことばにして考えることを「感情の翻訳」と表現されていて。

せっかく心が震えたのなら、その震えを「翻訳」したほうがいい。
書かなくてもかまわない。
誰かに伝えなくてもかまわない。
感情の揺れ、震えを言葉にする(翻訳する)ことを習慣化したほうがいい。

「それは自分という人間を知ることでもあり、ことばの有限性を知ることでもあり、翻訳機としての能力を高めていく格闘でもある」と、古賀さん。

改めて、内省と言語化の大切さ実感しました。

翻訳をするために、ことばの有限性を知る

本書では、ライターとは取材者であり、執筆とは「取材の翻訳」だと表現されています。

右から左へ直訳するだけでは、取材は死んでしまう。
あなたがそこにいる意味がなくなってしまう。

ライターは「翻案」にまで踏み込むべき、創作者です。

そこに踏み込むためには、日々の言語化の習慣が大切なのではないかなと。

ことばの有限性」という話がありましたが、この現実と真摯に向き合うことがスタートなのかもしれません。

相手の「ことばにならない」思いをくみ取り、翻訳して、形にしていく。

そこにライターの価値があるのかなと実感したのでした。

だから、これからも言葉にする習慣を大切にします!

最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀

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