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1位思考の「学ぶ習慣」

この3連休、学びがありすぎて思わず一気読みした本があります!

猿渡歩さん『1位思考――後発でも圧倒的速さで成長できるシンプルな習慣』です📖

27歳入社→33歳アンカーグループ最年少役員→34歳アンカー・ジャパンCEOの猿渡さん。

しかも、参入したほぼ全製品カテゴリーでオンラインシェア1位なのだそう!

そんなアンカー・ジャパンCEO・猿渡さん初めての著書です📖

1位になるための6つの習慣

本書では、誰でも1位になれるシンプルな6つの習慣として、以下が紹介されています。

  1. 全体最適の習慣

  2. バリューを出す習慣

  3. 学ぶ習慣

  4. 因数分解の習慣

  5. 1%にこだわる習慣

  6. サボる習慣

その中でも今日は、「学ぶ習慣」を中心に印象に残ったお話をご紹介します📝

現状維持でいい=後退

キャリアにおいて「自分の力より会社のブランドで仕事があることを理解せず、学び続ける大切さを忘れることがリスク」と、猿渡さん。

地頭は、いつでも、何歳からでも、鍛えられる。
地頭のよさは天才だけが持つものではなく、誰でも「学ぶ習慣」によって身 につけられる。

1位思考

「現状維持でいい」と思った時点で後退している、という言葉にハッとさせられました。

自ら問いをつくり、考えるクセ

「フェルミ推定」という思考法をご存知でしょうか?

一見わからない数値を、わかっている数値を使って推定する思考法のことです💡

※もっと知りたい方へ『まんがでわかる 地頭力を鍛える』がおススメです!

こういった思考法を用いて「自分なりの解を日常で考えられる人は思考的にもタフになっていく」と、猿渡さん。

例えば、外食をした時にこんなことを考えてみるイメージ💡

問:「この店はどれくらいの利益が出ているのだろう」
解:「客単価5000 円、 1日40人来店するとして、25日営業すると月の売上 500万 円。経費は○円くらい だから利益は○円くらいだろう」

問いに対する答えを考えるだけでなく、「なぜそうなるのか?」を自分で咀嚼できるところまでやること📝

そうすると、「そもそも前提はそれでいいのか」という前提自体を疑う力がつくと言います。

社内である仕事を引き継いだとき、「なんでこんなに効率の悪い方法でやっ ているのか」と聞くと、「前の人もこうやっていた」と答える人がいないだろうか。
そこでいったん、前の人のやり方は本当にベストなのかと考え、見直してみよう。

1位思考

アンラーニングもセットで習慣化

最後に、学ぶ習慣の中でも印象的だったのが「アンラーニング」の考え方💡

挑戦のスタートに遅すぎることは決してありません。
アンラーニングとラーニングを繰り返すことで、人間は何歳になっても成長することができると信じています。

1位思考

「自動的にアンラーニングする方法」として紹介されていたのが、「アンラーニングしやすい環境に身を置く」こと。

自分もそうなのですが、人間は、ついつい環境に流されてしまうもの。

職場以外のコミュニティなどを活用しつつ、人とのつながりを大切にしたいものです。

また、身のまわりの成果を上げている人やあらゆる分野の専門家に、「最近どんな人やモノに注目していますか?」「最近読んだ本は何ですか?」と率直に聞いてみるのもいいと、猿渡さん。

すぐに出来ることから、習慣化していきたいものですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀

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