見出し画像

「アタマのやわらかさ」の正体は〇〇力?

年を重ねるにつれて、「こうあるべき」と考える機会、増えていませんか?

自分の中にある「常識」や「価値観」が強固になることは良いことだと思う一方で、様々な意見を受け入れられる”柔軟性”も忘れたくない。

最近、そう思うことが増えています💡

今回は、そんな自分が最近「読んで良かった!」と思った本をご紹介します📖

松永光弘さんの『「アタマのやわらかさ」の原理。 クリエイティブな人たちは実は編集している』です。

「ひらめく」ではなく、「見つけて」いる

松永さんは、「アタマがやわらかさ」について、価値を固定させずに、新しい可能性をさぐれること、と解説しています。

というのも、編集者の松永さんは、多くのクリエイターの方々と関わる中で、彼らの「アタマがやわらかさ」に共通点があると気付かれたのだそうなんです。

それは、ひらめきではなく「発見」を重視しているということ。

クリエイターたちは、すぐれた企画やアイディアを評価しているときに、よく「見つけているね」といいます。
この言葉のとおり、彼らは新しいなにかを「ひらめく」のではなく、「見つけて」いるのです

アタマの中で物事を捉え直す、「編集力」が「アタマがやわらかさ」の正体なのかもしれませんね。

「知識」によるアタマのやわらかさ

続いて、松永さんの言葉で印象的だったのが、コチラ💡

✔すぐれたクリエイターは、ほぼまちがいなく勉強家であり、豊富な知識をもっている

アタマのやわらかさとは、編集によって、モノや人、情報などの新しい価値を探れること。

つまり、さまざまな「組み合わせ」をつくれることが大切なのだそうです。

組み合わせをつくるために、知識は多いに越したことはありません。

知識は、「アタマをやわらかく使う」ための基本的な条件として必要なものなんですね💡

「文句を言いたいとき」こそ練習を

最後にご紹介するのは、イライラして文句を言いたくなったときに「アタマのやわらかくつかおう」としてみる、というお話。

文句を言いたくなるときには、常識のものさしに物事をあてはめようとしていることが少なくありません。
常識に照らして、「本来はこうあるべきなのに、そうなってない」と受け止めると、やっぱり「足りてない」「まちがっている」という思いが出てきがちなんです。

「アタマをやわらかくつかう」練習として、イライラした時こそ、自分の中の常識を裏切ることを考えてみる。

つまり、自分の常識のものさしを疑ってみることが大切なんですね。

「こうあるべき」を振りかざす前に、ぜひ編集力で「アタマをやわらかくつかう」練習をしてみましょう!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?