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明日は、今日と違う自分になろう

「何のために、今の仕事しているんだっけ…?」

ふと、こんなことを考える瞬間って、ありませんか?

●上司の意見に納得はできないけど、従うしかない時
●やりたくない仕事を、やらないといけない時

楽しいことばかりじゃないのが、働くということ。

ネガティブな感情とどう向き合っていったらいいのか、私もたまに分からなくなる時があります。

同じような経験をしたことがある方におススメしたい本が、今日ご紹介する、デイル・ドーテンさん『仕事は楽しいかね? 』です。

かわいいイラストの表紙を「見たことある!」という方も、多いのではないでしょうか?

日々の仕事にいきづまりを感じ、未来に期待感をもてない35歳の"私"と、偶然出会った老人マックスの物語です📚

試してみることに失敗はない

マックスが”私”に様々な講義を行う中で、「働く」ということを考えていく本書💡

私が特に印象に残ったのは、「試してみることに失敗はない」という言葉です。

頭の中で考えていることは、実際に行動に移さないともったいないですよね。

ただ、「行動する」だと、ちょっと大それたことのように感じてしまいますし、「失敗したら…」と不安になるかもしれません。

「試す」だと、どうでしょうか?

私は、不思議と「まず試してみよう」と、すぐに行動できるような気がしました。

少し表現を変えただけなのに、言葉の力は本当に大きいですね。

今日の目標は、明日のマンネリ

次に私が印象的だったのが、「目標」への考え方について。

年始や月初、仕事での期の始まりなど…「目標」について考える時期、ありませんか?

私の場合、ついつい、あれもこれもと目標を立てて、それで満足してしまう時も(笑)。

マックスさんは、「僕がいままでに掲げた目標は一つだけある」と言います。

✓明日は今日と違う自分になる

一体、どういうことなのでしょうか?

<毎日>変わっていくんだよ?
それは、ただひたすら、より良くなろうとすることだ。
人は<違うもの>になって初めて<より良く>なれるんだから。

本書の中では、仕事に成功している多くの方々が紹介されています。

みんな、人生のある時点で、仕事に対する目標が変わった人たちです。

過去の夢や目標に固執せず、変わり続けたからこそ、成功を手に入れた人たちもいる。

だから、今日の目標が明日変わることは、むしろワクワクすることなのかもしれない、と思ったのでした。

思い立ったら「今」始めてみよう

最後に、私が勇気をもらった、マックスさんの言葉を紹介して終わろうと思います。

”適切な時”とか”完璧な機会”なんてものはないということだ。
これは<この場><ただちに>始めるということだ。

私もですが、ついつい「適切な時を待とう」と考えがちです。

だから「待たずに、今始めてみよう」という言葉に、そっと背中を押してもらった気がしました。

毎日、ちょっとした変化で大丈夫。

「試す」を続けていくことで、明日は、今日と違う自分になってみませんか?

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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