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「正しさ」と「分かりやすさ」のはざまで

今日は、文系の私が考える、理系の「正しさ」と「分かりやすさ」のバランスについてお話しします💡

後半では、「文章の表現」で勉強になった本もご紹介します📖

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私は文系の人間なのですが、キャリアチェンジを経て、現在は理系業界で編集者として働いています。

その中で苦労したこと、工夫したことなどをご紹介しています📝

正しさは、時に分かりにくい

文系の自分が日頃から感じているのは、「正しい=難しい」ということ💡

科学的根拠(「エビデンス」と呼ばれるもの)を示した論文、公的な機関が発信している情報などなど。

正しい情報であればあるほど、文系の自分にとっては難しく感じます。

だから、発信する時に大切にしているのは、理系の専門家に確認を取ることです(例:医療業界⇒医師・研究者の先生)。

例えば、こんな感じ💡

  • 「〇〇は、△△という意味でしょうか?」

  • 「〇〇は、例えるなら▼▼でしょうか?」

もし間違っていれば、その場で教えてもらうことを大切にしています。

そうすることで、文系の自分でも理解できる「わかりやすさ」に近づけたいと考えています。

分かりやすい&断言する情報は、要注意?

一方で、巷では、正しくない情報も多く溢れています。

そして、その正しくない情報はSNSで広く拡散されることも。

例えば、こういった分かりやすい&断言する情報です💡

  • 〇〇(※食べ物)を食べたら痩せる!

  • △△(※病気)を治したかったら、▼▼はやめろ!

本屋さんに行くと、実はこういったタイトルのものが多くあります。

なぜなら、売れるからなんです。

正しい情報=曖昧な表現になりがち

私のように文系の方はきっと、「理系の正しい情報ってわかりにくい」と感じたことがあるのではないでしょうか?

その理由の一つが、表現の曖昧さです💡

例えば、研究段階の情報であれば「~~の可能性がある」と、あえて断言しない表現を用います。

それよりも、「絶対に〇〇だ!」と言い切られる方が、説得力があるように感じるのではないでしょうか?

だからこそ、私たちは「分かりやすさ」重視の誤った情報に引きずられてしまうのかもしれません。

表現を学ぶ!おススメ本

「情報を正しく届けるために、分かりやすさも捨てたくない!」

自分がそんな葛藤を抱えていた時、文章表現を学ばせてもらった大切な本をご紹介します。

津川友介先生の本です📖

特におすすめは、以下でご紹介する2冊📝

どちらも、エビデンスを明確にし、正しい情報をコンパクトにまとめている本です。

また、以下のような表現を用いて、わかりやすく解説しています。

  • ~~が推奨される

  • ~~の傾向にある

  • ~~のリスクを高める可能性がある

食事、運動、睡眠、ダイエットなど。

自分事としても、楽しく読める本になっています💡

もし良かったら、ぜひチェックしてみてくださいね。

『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』

『HEALTH RULES 病気のリスクを劇的に下げる健康習慣』

最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀


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