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自由な人=真面目な人?トラの働き方を考える

今朝ご紹介する本は、仲山 進也さん『「組織のネコ」という働き方 「組織のイヌ」に違和感がある人のための、成果を出し続けるヒント』です📖

発売した2021年11月に一度読んでいた本で、今回、読むのは2回目でした。

「イヌ」「ネコ」といった身近な動物に例えて、働き方を解説している本書。

それぞれの進化系に「ライオン」「トラ」があって、どちらを目指してキャリアを進んでいくか?

改めて、自身の働き方について考えさせられました!

最優先は、お客さん

まず、印象的だったのは、とあるトラの方のこのお話💡

自由な人とは、イコール、真面目な人だと僕は思っていますね。
自由で真面目な人の行動として共通するのは、お客さんを大事にしているという点じゃないですか

「組織のネコ」という働き方

本書では様々なトラが登場するのですが、皆さん一貫していたのは顧客のために行動しているということ。

裏返せば、顧客のためにならないことは、上司からの命令であっても無視するということなんです。

だから、会社から不正をしなさいと言われたときに従うのは真面目じゃない。『 間違ったことはやりたくありません』と信念をもって行動できるのが真面目な人。結果的に、組織も生き長らえさせる。

「組織のネコ」という働き方

「会社員だから、上の命令に従うことは絶対だ」と考えていた時期もありましたが…!

そうではないのだと、改めて学びました。

トラの共通特性

本書では、ネコの進化系・トラの共通特性が紹介されています。

【組織のトラの共通特性】
①社命より使命で動く(社内で浮いている)
②「レールから外れた経験」などの「痛みを伴う転換点」がある
③突出した成果と個性がある(お客さんの一部に熱狂的ファンがいる)
④経営層に理解者(庇護者)が存在する
⑤1人で全部やる「一気通貫型」の仕事をした経験がある
⑥群れに組み込まれるのがニガテすぎる
⑦異種のトラ(ベンチャーのトラ、ヤンキーのトラ)と仲良くなれる
⑧社外の人とチームをつくっている
⑨人をつないだり、自走支援の活動をしている
⑩展開型キャリア(運ばれるキャリア)で活動が広がっていく

「組織のネコ」という働き方

「真面目な人」の話は、「社命より使命で動く」に関わりのある話だと感じました。

この10項目は、定期的にキャリアを見直す指標にもなりそうですね。

相談の威力

トラのキャリアを目指そう!

と意気込んだものの、いきなり行動するのは少し怖い時もあります。

そんな時こそ、「相談」をフル活用するのはいかがでしょうか?

とあるトラの方も、こんなことをおっしゃっていました📝

会社のなかで好きなことをやりたいときには"提案"ではなく"相談"の形にすべし、という鉄則です。

「組織のネコ」という働き方

「相談させてください」と訪ねると、味方になってくれる人がほとんどだったそう。

迷うことがあったり、やりたいことがあったりする場合には、積極的に「相談させてください」と話しかけにいくことが良さそうです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀

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