変わるもの、変わらないもの 第3話
公園の水飲み場は今日も無料である、
安全な水を無料で飲める日本に感謝する。
女3人、暮らしたあの部屋にも
平和だった時代はきっとあったのだろうけれど
おばあちゃんっ子だったはずのわたしは
気付けば祖母にも悪態をつくようになり
それは家族に、というより
この生活を強いる運命へのアンチテーゼのような思春期を過ごしていました。
母は、美しいひとです。
夜になると、いちだんと輝きを増すひとです。
そんな働く母の姿が好きだったし
母が不在のあいだ、寂しい思いをさせず
可愛がってくれ