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不満がある組織をつくってるのは誰だろう?

「うちの会社、こういうところがだめなんだよね」
というようなことを言う人、結構いると思う。

(私もまぁまぁ言ってる。中にいると見えるいまいちなところとか、他社のよい事例と比較してだめに見えるとか、あるよね?)

所属する組織に不満があるとか、改善したいことがあるとか、もっとよくなればいいと思っている人は多い。
一方で、だからそのいまいちなところを変えよう!と動く人は少ないと思う。
なんなら表立ってその不満や改善点をあげるだけもしないよね?

不満があるのに、改善したいところがあるのに、それは誰がやってくれると思っているんだろう?

その、不満がある組織をつくっているのは誰なのか?

組織をつくっているのは、社長とか経営層だろう?って思う人もいると思う。
まぁ方針とか決めてるのはその人たちだよね。

だけど、組織って人の集合体なのだ。
その組織にいる人たちみんなが、その組織の一要素で、その組織をつくっている。

不満があってもそのままにしている人たちが、その、不満がある組織のままにしてるんじゃない?

不満があっても、愚痴ってるだけで何もせず、そのままその組織にいて、やらないといけないことはやっている。
としたら、いつ何がどう変わる?

不満に思っていることさえ気づかれないかもしれないし、不満なんだなぁと気づいているとしてもそんなに対策する必要はないと思われると思う。
だって、こっそり愚痴ってるだけって、上から見たときあまりリスクはないじゃん。
同じような不満を持っている人がいたとしても、お互い、誰かが変えてくれないかなぁと思っていたら、思ってるだけで何も変わらないじゃん?

そうでなく、声をあげたとしたら。
変えようと動いてみたとしたら。

同じように思う人が集まってきたり、協力する人が出てきたりして、声や動きが大きくなる。
そうやって変わっていったり、変えるべき立場の人たちが動きはじめたりする。
何か動きを出していくことで、それに反応して何かが変わる。

不満を持ってる人がどんどん辞めたとしたら?

残った人たちはいろんなことを変えざるを得ないだろう。
辞められて困るなら不満を改善するだろうし、人がほしければ新たなことを考えるかもしれない。
そうやって自分も環境が変わるし、元の組織にも変化は起こる。

何もしなければ何も変わらなくて、何か動いたら何かが変わるのだ。あたりまえだけど。
何もしないってことは、変えなくてそのままにしておくってことで、そうしている人たちが、そのまま不満な状況をつくってるということ。

だからと言って、ひとりで声をあげるのや動いていくのは難しいと感じる人も多いと思う。

だから、まず何か感じていることを話すことからはじめてみない?
話してみたら、ほかの人が同じように感じていることがわかるかもしれない。
話しているうちに、考えが深まったりまとまったりするかもしれない。

たくさんの人が同じような気持ちを持っていたら、それがつながれば、それだけで動きになっていく。
その中から動きはじめる人も出てくるかもしれないし。
ひとりではできなくても、みんなでならできる。

話せる人、話せる場をつくっていけるといいよね。

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