知るだけでも変わると思うから。
キャリア支援をするのと、キャリアの施策をするのとどっちがやりたいのか?
それはどう違うのか?
ということを聞かれたとき。
どっちも好きだけど、どうしよう?って思った。
実際にキャリア相談を行うのと。
キャリア相談っていうのがあるよ、キャリア相談ってこんなことができるよ、キャリアってこんなことだよ、って伝えるのと。
私はどっちがやりたいだろう?
*
「どっちが好きですか?」
って聞かれたら
「キャリア相談」って答えたと思う。
やっぱり、実際に相談者の方と話すのは楽しい。
ちょっと固い感じでいたのが、話しているうちにほぐれてくるのとか、声がやわらかくなったり明るくなったりするのとか、ほっとしましたとか、これやってみようと思いましたとか、そういうポジティブな言葉を聞けるのとか。
「そういう風に考えていいんだ」ってなったの見るのとか好き。
*
だけど、聞かれたのは
「どっちがやりたいですか?」
だった。
やりたいのはどっちだろう?って思ったら「知ってもらうための施策」の方だなぁと思って。
ほんと一瞬どっちか迷ったけど、迷ったのは一瞬で、すぐ答えでたなぁという感じ。
自分でも、あ、そっちがやりたいのか、とそこで気づいたくらい。
(というような問いを投げてくれた知人には感謝したい。)
もっとやりたい自覚はあったけど、ほんとすごくやりたいんだな、っていう。
*
知られていなかったら受けてもらうこともできないから、必要な人に届いていないといいものも意味がなくなるから、っていう意味で、まず知ってもらうのが大事だよね、って思っているというのも大きい。
でも、ほかのサービスだったらそこがメインかなと思うんだけど、キャリアデザインの場合は「知ってもらう」だけの意味が大きいのではないかなと思っている。
キャリアってこんなことなんだ、って知ってもらうこと。
自分で選択して決めていくって知ってもらうこと。
そもそも今この瞬間もすべて自分で決めた結果でできているって知ってもらうこと。
それだけで、別にキャリア相談とかキャリア研修とか受けなくても、自分で考えていろいろやってみようってなるかもしれないし。
なかなかそうはいかないとは思うけど、でもその可能性があることだなぁと思うから、知ってもらうってのがまずすごくやりたいんだな、
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