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相談先を複数持つこと。

人に頼るって、自分ではできないってことであまりよくないように思ったり、迷惑かけて申し訳ないとか思ったりするけど。
頼りすぎないためにも、かかえこんでつぶれないためにも、必要なことだと思う。

自立するということって、ひとりでなんでもするってことではなくて、たくさん依存先をもつことだ、という。
この考え方が好きだしそのとおりだと思っている。

ひとりでなんでもなんとかしようとして負担が大きくなると、何かに依存したり逃げたりしてしまうこともあるし。
頼る先がひとつだったり少ないと、依存が深くなったり、健全な頼り方でなくなったりするし。少ないから迷惑かかるような頼り方になったりもする。
いろんなところに、そのときどき必要な少しずつ頼るのであれば、お互い心地よい範囲での頼り方がしやすいし、相手にも返しやすい気がする。

それは組織内でも同じだと思っていて、社内とか部署内で軽く相談できる関係性をいくつか持っておくとよいと思う。

よく上司とかリーダーとかにまず相談するようにとかなりがちだけど、自分が話しやすい相手かどうかはわからないし。
相談したい内容にたいして適切な相手かどうかにもよる。

1on1とかで信頼関係を、心理的安全性を、ってよく言われるけど。
組織上相談すべき人と信頼関係できたら理想かもしれないけど、別に上司とかリーダーとかでなくても、誰かに相談できたらいいじゃん、って思う。
少なくとも、話しづらい上司に相談しづらいし、ってかかえこんでしまうより、誰にでもいいから誰かに話せるのがいい。

プライベートでだって、話す内容によってそれぞれ違う人と話したりすると思う。
趣味の話はこの人、別の趣味の話はこの人、愚痴聞いてもらうならこの人、くだらない話するならこの人、家のことは家族と、思い出話とかは昔の仲間、みたいな。

だから会社でも同じように、話したいこと聞きたいことに応じてあちこちに話す相手がいたらいいと思う。
業務相談だけでなく、愚痴ったり世間話したりいろんな話す相手がいたらいいと思う。
それが自分のセーフティネットのようになるとも思うし、ネットワークにもなっていくのだと思う。

そんな風に思うのもあって、このリモートワークの中だから余計に、業務以外でのつながりをもっておけるといいなと思って。
部署内で部署超えて対話できる場をつくったりしている。
安心して話せる誰かが、これまで仕事していない中にいるかもしれないし。業務で一緒でないから話せたりすることもあると思うので。

まだほんのちょっとにしか届けられていないのだけど、それでも、その場でちょっとしたことを相談できたり、ちょっと愚痴ったり、相談相手が見つけられたりしてよかったっていうような効果は出ていて、もっと広げられたらいいなと思う。

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