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使う『言語』が違うと見える世界も違う

「使う言語が違うと、世界が違って見えるらしいよ」

夜遅く帰宅した夫が、カレーを食べながら言った。えっ、今そんな頭使いそうな話する?と思いつつ、興味深いので話を聞くと

日本で虹は7色だけど、6色、5色、3色の国もあったり
右左の概念がない国(民族)があったり
色を白・黒・赤の三色で表現してる民族があったり

るーい@ゆっくり科学解説さんで見たということで、早速教えてくれた。

この一つの動画から、ゆっくり茶番劇商標問題や、元の書籍読もう、使ってる概念によって世界が構成されるのか、などなど思考したいことが山盛りでてきたんだけど、今日は全部ハショリます。

私たち(日本人)は、色については沢山の表現を持っているというだけで、味については曖昧な表現しか持ってない
言語は人間の認識に影響を与える

るーい@ゆっくり科学解説中

最近自分の生活がとても穏やかで安定して、ちょっと物足りなくなってきていたのだ。

「日常を丁寧に観察するだけで自分を整えられる」ことに気づいた半年前の初心をもう忘れて

のんびりした日常だと飽きるわ~、くらいに思ってて(笑)

あまいっ!
殺伐とした中生きてきて、やっと穏やかで豊かな感覚を味わうことができるようになっただけで、観察力はまだ大雑把なわけですよ。

日本人が繊細な色彩感覚を持てるのは、四季があったり、文化的にも戦略されることなく紡いできた歴史があってこそ。465個も表現できる和色、二十四節気や、七十二候もあって、毎日を彩り鮮やかに丁寧に暮らすにはもってこいの国。日本の奥深さが日本語や色彩も関連してたわけ。

日本の良さを全然味わいきれてないのに、飽きた~とか言っちゃう私。やりたいことはやればいいんだけど、

言語が人間の認識に影響を与えるなら、
言語の力量で、人の表し方も変わってくる。

はっきりと分かりやすい、簡単な表現をする魅力も、繊細で曖昧な表現をする魅力も『言語』にはある。

観る力や、使う言葉に影響を受けてること。

ことばが世界に色どりを与えてくれる

英語しゃべれないしな、語彙力少ないしな、とか言ってる場合じゃない。
日本語を使えること自体が、世界を鮮やかに見せてくれてるんじゃないか。

毎日を丁寧に生きて、細やかに観察したら、もっと繊細な毎日になる。


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