「共働き」と「共稼ぎ」どちらを使いますか?
夫婦がともに勤めに出て働いていることを表す際、「共稼ぎ」って言いますか、それとも「共働き」と言いますか?
両親はずっと勤めに出ていて日常的に「共働き」と使っていて、「共稼ぎ」って言葉は最近になって知ったくらい。だから、何ら考えもせず「共働き」って言葉を使ってきた。
今年から夫の扶養に入って、主婦業がメインの身として、諸々「主婦・専業主婦」について考えることが多いんだけど、
勤めに双方出てる(起業・フリーとかも含め)場合、「共働き」っていう響きが、なんだか嫌だなと思ったんだよね。
えっ、主婦業だって働いてることに変わりないやんって。
でもね、今までずっと勤め人だったから、「共働き」という言葉に、なんの疑問も持たず、ずっと使い続けてきたわけ。なのに自分が主婦をやりだして、すぐコトバにひっかかるわけですよ。
主婦だって働いてるー!
と言いたいわけではない。
自分の置かれてる環境や立場が変わらないと、違う立場の人の身に立ててないことを気づいて。
ちゃんと想像できる人だっているだろう。
でも、違う環境や立場にいる人だったら、かなり相手の立場に立ちきらないと、見えてこないものがあるんだろうなと。
謙虚になろう、ってね。
そうそう、共働きの定義を調べていたら、
・夫婦ともに被雇用者として就労すること
・カップルともに賃金収入があること
と、おおよそ定義されていたから
“共稼ぎって言葉でいいじゃん”と咄嗟に思ったわけ。
すると、江戸時代頃には「共稼ぎ」の言葉は存在し、「共働き」は昭和になってから出てきた言葉なのだそう。「稼ぎ」と金銭を直接的にあらわす言い方をきらって新たに誕生したのが「共働き」のようだ。
ありゃ、そうなのか。
主婦になったらなったで、勤めている人の気持ちを慮れてなさそうだと、これまた謙虚になろうと、自分に喝を入れました。
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