見出し画像

3歳半、たぶんオムツ卒業!

自己主張強めの娘っこは、来月で3歳半。
もうオムツはしないだろう。

2歳半の時、トイトレ用のパンツを購入したものの、誰も乗り気でなかったのでしばらく放置していたら、保育士さんから

「○ちゃん、トイレトレーニングがんばってるんですね!お母さんもお疲れ様です!」

と声をかけられた。

はて。

我が家では一切トイトレをしていなかったが、娘は保育園で練習を始めたようだった。4月生まれの彼女は、同級生が何かを始めてから始めるということはない。自分が一番先がいいのだ。


トイトレは、一つ上のおにいちゃんたちが始めているのを見て、自分もやりたかったのだろう。

家でも練習し、3歳前に日中のオムツはとれた。外に遊びに行く際、帰省で長く新幹線に乗る時も、彼女の鶴の一声でオムツは無し!という状況になる。

「オムツ、ぜったいイヤ!!」

お漏らしをしたらまずい環境でも、オムツを履かせることが一切できなくなる。イヤだといったら嫌なのだ。親の意見の入る隙間は一ミリもない。


9月初め。トビヒの治りが悪く、保育園を休んで2週間経った頃だったろうか。

「オムツ履いてねない!!!」
と、オムツを投げ捨てるようになり、夜のトイトレが始まった。

トイトレと書いているけれど、トレーニングじゃないな。オムツが終わった。



トビヒで肌がただれており、お股が濡れるとしみて痛いのだ。おまた痛いと激ギレしてたもんな。あぁ、トビヒの影響で夜もほぼ眠れない状況に加え、夜もパンツになるのかぁ。


私は嫌だったが、私の嫌が叶う訳もなく、夜のパンツスタイルがスタート。最初の一週間は、1回成功、他全部失敗に終わり、夜な夜な洗濯をした。

なぜか夜になるとパパキライ病が発症するので、かゆくて激ギレする娘をなだめながら、お漏らししたシーツを洗濯。ついでに夫に言われた胸に刺さる言葉も相まって、思い出すだけで泣きそうになる。


なんだけれど!
3週間経って、たぶんもう大丈夫かなと。

まだ失敗はする。冬になったらまた難しいタイミングもあるかもしれないんだけど、毎朝「よっし、今日も成功ーーー!」とふたりでタッチするのも増えたし、完了したんだろうと思ってる。


オムツ卒業は、完全に娘のおかげ。
激しすぎる「オムツは嫌だ」の主張がなければ、夜のパンツなんてめんどくさすぎて当面やる気がなかったから。

「オムツどんな風に練習させてるんですか?!」とちょくちょく聞かれるのだけど、なんのアドバイスもできない。

娘がやりたいと言ったから。以上。

尊重したわけじゃない。親の言うことなんて全然聞いてくれないから。娘様の言うことに従う他なかったのである。

相変わらず言葉と表現を巧みに操る娘っ子を見ながら、オムツ卒業は彼女の強い意志の成果。おめでとう。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?