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苦手なことは小さなステップにする

チャレンジしたいけど苦手なこと、進まず。
やりたくないわけじゃない、でも踏み出せない。

その一つが『読書』。

全然読まないわけではないのだけど、読んだとて何一つ記憶に残っていない。無駄に費やした時間だったんじゃないかと思う時間。

記憶に残らないといえば、TVドラマも同じなのだけど(最終的な結論とかどれも覚えてない)、ドラマは娯楽として割り切り、目の保養にしているものが多い。

読書。
自分の身になるようにしたいのに全く何も身につかず、抵抗感があった。

出産後の1~2年。子育てはあるけれど、会社員時代より断然時間ができたので、苦手な読書にチャレンジしようと意気込んだ。

まぁ、意気込みすぎると期待値だけが高くなるよね。変わらず何も残らない。

そして昨年。役に立てよう、応用しようとか思わず、とりあえず読むを先決にしようと決めた。

興味があるものを手に取る。マンガ、宇宙、物理、生物、歴史、宗教、スピリチュアル、人から勧められた本など。マンガと読みやすい何冊か以外は眠くなるラインナップが多かったかもしれない。役に立てようと思わなくなったら、気が楽になって、図書館に通うのが楽しくなった。図書館にあって一番嬉しかったのは、矢沢愛さんのパラダイス・キス。なんて懐かしいの!

本に慣れてきた頃、リビングにポンと本を置いてると、たいてい夫が物色してる。

「これ、どんな本?」

要約してくれ、ということだ。最初は夫から要点が分かりづらいだの、人に伝えると理解度が分かるだの色々言われて鬱陶しかったが、言ってることは正しい。

しゃべってみて分かる、理解度の低さ。


ただ読んでみる。理解してなくてもいい。読み飛ばしててもいい。そんな1~2年を過ごして、読書に対する抵抗感が減った。

そしてまた出てきた、どうせ読むなら役立てたい欲。

このステップを進めるのに有効なのは、間違いなく『アウトプット』。

またハードル。
何を書いたらいいか分からない。
ただ書き出すだけでは味気ない。
と思ってると、アウトプットができない。
よそ様の読書メモなんて見た日には、余計にアウトプットできなくなる。

正解を求めていたり、人の目を気にする自分。読書感想文嫌いだし、苦手だったなという過去の想い。

内容は一旦置いておこう。
とにかく読んだものを何か添えて残しておく。

コツコツやってみる。
でも気分としてはスイスイ泳げてる。
そんな心地をもって。




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