条件付きの『幸せ』になっていないだろうか
あなたは幸せ?
はい、幸せです。
なぜ幸せ?どうして幸せなの?
と聞かれたら、どんな風に答えるだろうか。
最愛の家族がいて、友や仲間がいて、不自由のない衣食住があるから。特に食べたいモノを食べられる幸せを感じてる。
と答えたところで
家族がいなくて、友や仲間がいなくて、衣食住が整ってなくて、食べたいものを食べられなかったら幸せじゃないのか?
と聞かれたら「えーん、幸せじゃない。」と答えそうだ。
でもだ。
自分以外の何かに幸せを見出している時点で、条件付きの幸せになってる。
人間は誰もが、何も持たずに生まれ、何も持たずに死んでいく。にも関わらず、生きている間は、何を持っているか、獲得していくかへの執着だらけ。
何も持てずに死んでいくからこそなのか。
必要以上に何かを所有しようとするのは人間だけだよね。そして、他生物や環境との共存を図れていないというありさま。
家族や友達がいるって、どんな状態を指しているのか。衣食住が整っているとは、どういうことか。
美味しい煮込みハンバーグが食べられなかったからと言って、幸せがなくなるわけではない。(2日間、無性にハンバーグを欲しながらありつけていない)
なのに!
「毎日、美味しいモノが食べられてしあわせ~~」となる。
幸せを感じる心自体はいいんだけど、条件つきになってるんだよね。
五感が働いてくれて、好きに思考できる。
もう充分なのに、資本主義・人間生活の中では、あれこれ求めてしまいがち。
あぁ、明日こそハンバーグをと。
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