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使い古された夫との馴れ初めネタ

久しぶりにおしゃべりした友から、夫との馴れ初めを聞かれた。

夫との馴れ初め。

絞りきられた雑巾のように使い古されたネタの一つ。出番も終わったとしまい込んでいたネタを久しぶりにお目見えさせた。

彼の何が良かったの?

「顔。笑った時の筋肉の動きが、不自然じゃなく、いつも笑ってるだろう人の筋肉の動きだったから。」

「マッキー(私)は仕事柄、色んな人に会ってるから分かるかもしれないけど難しいね!できそうにない。他のポイントは?」


夫との出会いは友人主催の浴衣パーティ。いわゆる婚活イベントだ。

「会が始まって1時間近く経った頃、彼の浴衣がはだけてたのよ。」

「えっ、だらしない感じ?!」

キッチリ系の彼女はすぐ反応した。

「そう、だらしなくはだけてたの。それを見て、この人は神経質じゃなく、おおらかな人だろうと思って。」

実際、ズボラでおおらかな夫だ。


「じゃあ、嫌なことはなかったの?」
どんどん質問がくる。

「あったよ!とにかくダサいこと。梅田での食事会にクロックス履いてたのは、近所と間違えてるのかなと不思議だったし、どこで売ってるんだという中途半端なラインのパンツも嫌だった。

でも、極めつけは3回したデートのうち、2回!鼻毛が思いっきり出てたのは、キツかったわー。」

彼女は爆笑しながら、よく大丈夫だったねと不思議そうな顔をしてる。


鼻毛。

当時毎日書いていたブログ日記にも、
「真横で見える鼻毛が耐えられん」と何度書いたことか。

でも、鼻毛は切ればいい。

そう思えたのは、彼がお手洗いに行って戻ってきたのに、まだ鼻毛が出っぱなしだったから。

この人は、鏡をちゃんとみてない→自分の身なりに興味が薄い≒ナルシストじゃない!!

と仮説立てしたからだ。

ナルシストじゃない、はかなりの好印象を植えつけてくれた。

 

ハダケてる姿を
だらしないととるか、おおらかと捉えるか。

ダサい服装を 
ダサいねとみるか、伸びしろありと捉えるか。※ダサくて拘り強い人もままあり、注意。


鼻毛がでっぱなしなのを
不潔とみるか、切ればいいだけとみるか。

 
不潔は嫌だなと思いながら
鼻毛を乗り越えて、彼に自らアプローチできたことが勝因だから、「私が切ってあげればいい」の発想は良かったのだろう。


イケメンならまだしも
フツーのお顔のおじさんなりかけの人の
鼻毛がガッツリ出ていたら

告白されたら迷う余地はあれど

自ら告白しようとは思いづらいよね。


ん?そんなことはない?


きっと彼はダサさと鼻毛で
競争倍率が格段に下がっていたと思うのよ。

おかげで素敵な旦那をゲットさせてもらえたわ。(ものじゃないね、夫、ごめん。)



婚活者のみなさま、
なんかめっちゃ引っかかる見た目は
捉えようでどうにかなるかもしれません。


男性のみなさま、
女性、けっこうお鼻見てます。

では。


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