【シンガポール生活で気付いた7つのこと】#001 路線バスとひと呼吸
ムスメとのお出かけは、いつもベビーカーと一緒。
シンガポールは東京23区程度しかない小さな都市国家。鉄道網も張り巡らされていますが、日常の足として欠かせないのが路線バス。「バスを乗りこなせるようになったら、シンガポール生活も一人前」なんてきいたこともありました。
ベビーカーでのバスの降車。子どもが騒いでいるときにはなおさら焦ります。モタモタすると乗車している皆さんに申し訳ないし、間違って扉を閉められては面倒だし。えいやー、と毎回気合いを入れてます(笑)。
そんなとき、いつも感動してしまうのは、周囲の目のあたたかさ。無事に降りられるかどうか、視線を送って、気にかけてくれます。バスの中からも、バス停からも。そして、手を差しのべて、ベビーカーを一緒に降ろしてくれることも。ときには、降車予定ではないバス停でわざわざいったん降りてくれたり、バス停で他のバスを待っている間に傘をさして雨をしのいでくれたり。
周囲を見守る、ひと呼吸。
シンガポールの素敵なところ。他にもたくさんあるんです。続きはまた次回。