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リラックマのこと

リラックマは、そのキャラクターの名前を「リラックマ」と知る前から身近にいた存在でした。

ファーストコンタクト

はじめましては、大学2~3年生の頃。
ゲーセンで友人がクレーンゲームで取ったぬいぐるみをもらったのが「リラックマ」でした。
そのときは、キャラ名も知らなかったのでただのクマかと思っていました。
やけに肌触りのいい生地で、背中には開閉できるチャックがある。
チャックを開けると白地に水色の水玉模様の裏地がついている。しかし、中に何かを入れるような袋状になっているでもなく、何のためのチャックなのかもよくわからないけれど、なんか面白可愛いぬいぐるみでした。

セカンドコンタクト

本屋でプラプラしていたら、リラックマの絵本を発見しました。

リラックマ絵本第一弾との出会いでした。

このキャラ!友人にもらったやつ!!
と心の中で大興奮でした。
そういうキャラクターがいたのかと。
ゲーセンのオリジナルキャラではなかったのかと。

思わず、このリラックマ絵本を衝動買いしてしまいました。
だらだらまいにちのススメというサブタイトルいいですね!
とてもよかった。
絵本だけど、どのページにもだらけたリラックマのイラストに一言メッセージが書いてある。

  • 明日やればいいんです

とか

  • 腹八分目って、残り二分目のおなかの気持ちはどうなるんですか

とか

  • 毎日同じように見えて違うんです

とか

  • おなかを鳴かしちゃかわいそう

とか

  • めいそうちゅうなんです

とか・・・

そんなかんじで、(はっきりとは覚えてなくて申し訳ないけど)
無理すんなよ的なメッセージが盛り込まれた1冊。

それから

絵本をゲットしてからは、意識してリラックマが視界に入ってくるようになりました。
コンビニとコラボしてお皿やマグカップなどがもらえるとか、本屋で新作が出ていたら即購入するとか。
わたしのリラックマ好きを知った友人が誕生日にシールブックをプレゼントしてくれたりとか。
部屋のすべてをリラックマにするとかそういうことではないですけど、ちょっとしたアイテムにリラックマを取り入れる生活をしていました。
気づいたら、コリラックマの出現や、非公認キャラのこぐまちゃんなど、キャラクターが増えていました。人気だったんですね。
東京駅のなんちゃらストリートにリラックマのショップもありますしね。大人気で何よりです。

それからのその後

30代に差し掛かると、あれほど熱狂していたリラックマ熱も落ち着き、本は第5弾まで購入しましたが、そのあとは追いかけるのを辞めました。
現在は(ちょっと調べたところ)リラックマ生活12まで既刊されているようです。また、「ほっこり4コママンガシリーズ」なる4コマ漫画も発刊されていました。
今それを知っても、「そうか~」程度で、購入意欲はないです。20代の頃の熱狂は薄れましたね。

今でも、リラックマというキャラクターは大好きですが、グッズ集めするほどではない感じです。独身時代にあつめたマグカップやお茶碗も普通の食器として使用しています。寿命が来ればそのうちべつのものに代用されるでしょう。

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