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相続の経験から、行政書士の資格取得を決意

2023年10月に父が75歳で急逝し、実家の名義を誰にするか話し合いをしてきました。思うように進まなかったのと知識がないため、何度も役所の無料相談に足を運ぶことに。

悩んで途方に暮れた経験から、なぜか行政書士の資格を取得することになりました。
その経緯と取得後の目標をまとめます。

役所の無料相談では解決しなかった

多くの市役所等では士業(弁護士・司法書士・行政書士)による無料相談が行われていると思います。
私は一般相談・司法書士相談・弁護士相談と3回利用しました。3回相談するのに1カ月以上がかかりました。地域によっては、相談員の数や予約の取りやすさに差があるようです。
依頼すれば高額の費用がかかるのですから、これを利用しない手はないでしょう。
無料相談だけで解決する人は、少なくないと思います。

私は自分の抱える問題が知り合いなどに相談して解決する悩みなのか、それともプロの力を借りるものなのかが知りたかったのです。
この線引きは素人には本当に難しいため、悩んでいる人が多いのではないかと思います。

無料なのであれこれ言えませんが、「どこか1つで解決すればよかったな」というのが本音です。自分の範囲外だからと言われ、3回相談したものの結局解決しませんでした。

それとネットで得られる以上の情報は、正直ほぼありませんでした。相談に行く前に、私がかなりの勉強をしていたからでもあります。

現在は弁護士を雇って進めてもらっています。

行政書士って何するの?

行政書士の仕事は相続関連でいうと、遺産分割協議書や遺言書の作成があります。
身近な独占業務では車庫証明や外国人登録など。みなさんにとって、身近な法律やさんなんです。

毎日胃が痛くなるほど悩んだ経験から、相続の資格を取って誰かにアドバイスできたらいいな、そう考えるようになりました。どの資格を取得するか悩み、どうせなら国家資格の行政書士にしようと決意しました。
たくさんある民間資格は違いがよく分からないのと、年会費・月会費がかかる割にメリットを感じなかったからです。

妹に影響されたチャレンジする気持ち

スポーツショップで働いていた妹が、2024年から父の入院していた病院で働き始めました。高校中退で勉強とは無縁の妹が、医療事務として採用されたのです。資格を持っていないので、勤務しながら取得するとのこと。

妹が頑張っているんだから、私も頑張ろう!それも大きな決め手でした。

実家近くに住む妹と私は正反対の性格で、理解しあえない部分が多くありました。なんとなく疎遠になり、父が倒れるまで10年近く連絡を取っていなかったのです。
しかたなく連絡を取り始めたものの、病院に届け物をしてくれたり看護師さんに体調を聞いてくれる姿を見て感謝するようになりました。
今では空白の期間が嘘のように、大した理由もなくLINEやおしゃべりをするようになりました。

亡くなったのは本当に悲しいですが、父が私たちを元のように繋いでくれたんだと感じています。

行政書士取得後のビジョン

行政書士は国家資格なので、簡単には取得できないでしょう。
でも取得すればライターとしての幅も広がり、何より自信につながるような気がします。

行政書士としては、基本的に無料相談を行いたいと思っています。
通常の「それは対応できないので○○に依頼してください」という対応に付け加え、弁護士や司法書士の選び方やコツも一緒に伝えていきたいです。

取得後は

・相続関係も書けるライター
・相続無料相談→行政書士としての仕事受注

この2本立てで活動できるよう、精いっぱい勉強します。


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