坂口恭平さんのnoteを読んで自己否定文カギカッコづけやってみた。

わたし、躁鬱人。

鬱状態に入りましたので、坂口恭平さんの躁鬱大学をまた読んでいます。

こちらのnoteの通りにやってみます。

◎鬱ver自己否定文

わたしなんか店長みたいに人を愛すことができない。誰かを育てたいとか思えないし、店のために興味のないこと勉強しようとかも思えない。自分のやりたいことしかしない。誰かのために自分を変えたり抑えたりすることなんて一切できない。店長みたいになりたい。お金もない。借金もある。お金もないのに身の程知らずで高いものばっかり欲しがる。お金もないのに身の程知らずで引っ越ししたがる。できないことをできるように努力もしないのに、もっといい仕事、もっといい場所を求める。身の程知らずだ。最近は部屋の片付けもできない。洗濯もできない。友達もいない。こんなやつ、欲を持って仕事に向上心を持つべきじゃない。



◎自己否定寸劇ver

私の大好きなスヌーピーが急に言った。

「わたしなんか店長みたいに人を愛すことができない。」

私は驚いた。

「えっスヌーピー日本語もいけたんだね、しかもいつも人を励ましてるのに珍しく落ち込んでるじゃん、どしたん!」

スヌーピーは言った。

「誰かを育てたいとか思えないし、店のために興味のないこと勉強しようとかも思えない。」

私は言った。

「え、スヌーピーいつも仕事頑張ってるじゃん!その姿見て後輩も勝手に育ってるって!育て方にも人それぞれあるじゃん!スヌーピーの働く姿に私はいつも刺激受けてるよ?それに知識量すごいじゃん!多分だけど店長も自分の興味あることしか勉強してないと思うよ!w多分たまたまスヌーピーと被ってないから全部知ってるように見えるだけだって!みんなが自分の好きなことだけ伸ばせば、店全体でバランス取れるよ??」

スヌーピーは言った。

「自分のやりたいことしかしない。」

「だから、いいと思うよそれで!みんなそうだって。実はみんなわかんないことは適当にごまかしてんだよ。みんながわかんないこと、スヌーピーは詳しかったりするよ絶対!」

「誰かのために自分を変えたり抑えたりすることなんて一切できない。」

「いいんだよそれで!!!!スヌーピーはそのままでいいんだよ!スヌーピーらしさ失われちゃう方が、今までスヌーピーのこと好きだって言ってくれてた人にとって悲しいことだよ!スヌーピーらしくいてよ!!」

「店長みたいになりたい。」

「だから、みんなが店長になったら大喧嘩起きて店回んないって!みんな違うからいいんだよ!」

「お金もない。」

「そうだったんだ。。でも大丈夫だよまだ25歳やん?ないくらいが丁度いいって」

「借金もある。」

「そうなんだ。。でもスヌーピー投資やってるやん!頑張ってお金のこと勉強して、お金増やそうとしてるやん?それに借金も3年あるうちの1年は返せたやん???大丈夫って!そんな額の借金のこと気にしてたらそれこそ死ぬわ!節約も頑張ってるやん?」

「お金もないのに身の程知らずで高いものばっかり欲しがる。」

「いいやん。身の程知らずのままでいてくれないと、スヌーピーらしくないよ。スヌーピーがそうやっていてくれるから、私たち励まされてるんだよ」

「お金もないのに身の程知らずで引っ越ししたがる。」

「いいやん!!!夢追いかけるスヌーピーが私は好き!!!現実見るスヌーピーなんてスヌーピーじゃないよ!!!それに25歳に身の程とかないよ!身の程をこれから作っていく年齢やん!!!!今身の程を知って小さく生きてたら、一生小さい身の程のままやけん??ってそれいつもスヌーピーがゆってくれるやん??25歳だからこそ、身の程作るために身の程知らずで生きていくんちゃうんかい!!!」

「できないことをできるように努力もしないのに、もっといい仕事、もっといい場所を求める。」

「いや努力してるやん!!!確かにできないことは早めに投げ出してるけど、でも得意なことでめっちゃ努力してるやん!!!みんなそれで刺激受けてるって!みんなそれ見て、自分のできること頑張ろうってなってるんよ?スヌーピーが苦手なこと無理やり頑張りだしちゃったら、みんな無理して頑張りだしちゃうよ?それって非効率だし、ハッピーじゃなくない?スヌーピーが自分の好きなことや得意なことを全力で伸ばしてるその姿、みんなすごく大好きだと思うし、みんなの刺激になってると私は思うよ!!!」

「身の程知らずだ。」

「やけん身の程を今この歳で知ってどーすんねんって!身の程はこれからつくるもの!!!!!」

「最近は部屋の片付けもできない。」

「いやスヌーピー元々部屋の片付け苦手やんけ、、躁状態の時のあいつが勝手に綺麗好き公言してるだけやん、、迷惑よな、アイツ。アイツと比べてもしゃーないやん。苦手なことは調子いい時だけやったらいいんて。それに片づけできないとかゆってるけど、フツーに部屋綺麗やと思うよ?躁状態の時のあいつが完璧にやりすぎなんよ。世の中にはゴミ屋敷の人もおるしさ。いいんよ今くらいの散らかり具合で。嫌になったらまた片づけたらいーやん。てか片付いてるって。」

「洗濯もできない。」

「いいって!やりたい時にやり!できんのやなくて、やる必要ないからやらんだけやろ!必要になったら絶対渋々でもやるけん心配せんで!その方が効率ええやん。躁状態のアイツがエネルギー有り余りすぎて洗濯も掃除もやりすぎやねんて。」

「友達もいない。」

「スヌーピー、私が友達だよ。」

「こんなやつ、欲を持って仕事に向上心を持つべきじゃない。」

「いや、スヌーピーのような人こそ、欲むき出しでガツガツ仕事に向上心持ってやるべきやと思うよ!だって最初から向上心ない人もおるわけやし。それに、人に色々考えを押し付けるような人が上に立ってほしくないもん。スヌーピーみたいにみんなをハッピーにできる人が責任ある仕事してくれたら、みんなや会社がもっとハッピーになると思う。だからもっと欲張ってよ!!!もっと欲張ってもっと楽しくもっとハッピーに仕事してよ!ハッピーなエネルギーにはみんな寄ってくるやん?だからスヌーピーが楽しく仕事すればするほど、みんなも比例して刺激受けて、みんな楽しく仕事できるようになるって!そしたら相乗効果で、みんなで店や会社をよくできるって!だから、スヌーピーこそがガツガツ仕事に欲張るべき人だよ!!!」





スヌーピー本物は現実的だからおかしくなっちゃったけど、スヌーピー大好きだからスヌーピーでやってみました。

最近何にもしたくなさすぎてあぁプレ鬱やんと思い、坂口恭平さんの躁鬱大学読んで、あぁきちんと/ちゃんとしないと語を使い始めてたなと気づき、これをやってみました。

何もやる気起きないけど、躁鬱大学読んで、あぁそもそも躁状態の時が元気ありすぎるわ、と気づけました。普通の非躁鬱人は、休みの日って、何にもしないんじゃないだろうか。

私は躁鬱人なので、躁状態に入ると、起きて突然思い立って20kmチャリ漕いで、2時間かけて海に行って周りを驚かせたりします。

その反動で今は洗濯も掃除もお弁当づくりも、やらなきゃいけないことなんっにもしたくないけど、これが普通の非躁鬱人の日常なんじゃないだろうか。躁鬱人にはやりたくないけどやるっていう感覚ないけど、やりたくないけどやってんじゃないかな、みんな。

坂口恭平さんの躁鬱大学には初めて読んだ時から今まで、いつも本当に助けられています。kindleにしてくれたら絶対買う。本当にありがとうございます。



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