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日本の婚礼文化のジレンマって?

壮大なテーマですが。。。
先日ネット番組で、日本文化をどう存続させて、世界に発信して行くか?
というテーマで議論していて、日本の婚礼文化にも通じるなーと感じたので、書こうと思います。


日本文化でも色々ありますが、婚礼にも通じる文化といえば、

「着物」

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約150年前までは着物は日本人の普段着でした。
今は一般的には結婚式や晴れの日など、
「特別な日に着るもの」という印象の方が強いですよね。
あとは京都なんかで外国の方々が着てるイメージ。
日本人で普段から着物を来ている方って本当に少ないし、
日本のマーケットでは着物の価値は確実に一部のブランドだけのものになっている。
なぜか?

「作法」という概念が多すぎるからだ。

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「お茶」や「お花」も然り。
やった事ない人達にとっては恐怖でしかないのだ。
だって勇気を出してやってみる価値があるかビミョーだし、
作法的な事がたくさんあるから間違えたらやだし、
ちょっと自分の個性を出そうもんなら、
「そーゆーものではない」とピシャとやられる。


「楽しくない」


これって婚礼にもあるよね。


新郎新婦のお母様は留袖、お父様はモーニングでないといけない
引き出物は3品でないといけない
座る位置はここ

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わかる。わかるよ。
私もゲストハウスプランナー時代はそうだった。
でもね。
それによって結婚式自体が窮屈なものになっているとしたら?


着物だってさ、帯はこうでないと、着付けはこうでないとって、
中の人たちが差別化をはかりすぎて、どんどんめんどくさい物になってる。でも着物を着る人が増えないと着物という物だけじゃなく、
それを取り巻く文化の価値もわからない。

日本の婚礼文化も同じで結婚式もやる人が増えないと、結婚式という文化の価値も伝わらない。


現場にいる文化を愛している人達がもっと
「楽しさ」や「面白さ」や「手軽さ」や「メリット」
を発信していく事が必要なんだな。
このテーマは深堀して行きますのでお楽しみに!
ではまた!


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