見出し画像

接客で絶対使ってはいけない2つの言葉

いきなり結論をお伝えします。
それは、

「いかがですか?」 「〜と思います」

スクリーンショット 2021-02-23 11.25.55


です。
私自身これめっちゃ連発してました。笑

「お二人にとってとてもいいプランだと思います。
いかがですか?」

「それは手配できると思います。」


字面だけみると特に問題ないように見えますが、
この2つを使うだびに

お客様との距離は10mづつ離れていく。


と接客のプロに言われました。
ってことは5回使ったら50m。もう取り返しがつきません(笑)
ではなぜ使ってはいけないか説明しますね。


例えばあなたがアパレルショップに入ったとします。

スクリーンショット 2021-02-23 11.22.19


なんとなく手にとったTシャツを広げた時、店員さんが
「それかわいいですよね。いかがですか?」
と聞かれて、どう返しますか?
「あ、そうですね。見てるだけなんで大丈夫です。」
大体こうなりますよね。
なぜでしょう?
それは、そのTシャツの値札も見てないし、サイズもわからないし、
自分の持っている服に合うかもわからない。
もちろん自分に似合うかまだ何もわからないからです。

なのにいかがですか?と聞かれても困ります。
そこで良い反応をしたらもっと勧められるかもしれない。
めっちゃ予算オーバーかもしれないのに。

接客や営業の中で結構「いかがですか?」って使いがち。
だってお客様がどう思っているか知りたいから。
つい聞いてしまう。私がそうでした。
でも言われたお客様側からすると、
「いかがですか?」=「「売り付けられる(推しが強い)」
という風に感じるんだと改めて気づかされました。

「いかがですか?」
は最後の最後、しっかりお客様のニーズにあった商品の説明がなされ、
金額提示がされた後にクロージングで

1度だけ使用する言葉

です。

ただいかがですか?の使い方としてOKな場合もあります。
それは御試食やご試着頂いた際、
「お味はいかがですか?」や「サイズはいかがですか?」
というように限定的な項目について聞く場合は問題ありません。

「〜と思います」

スクリーンショット 2021-02-23 11.36.49


は確信がない時に、でも何か答えなきゃという気持ちの時に語尾につきやすいです。
お客様にとって答えられないより、答えた方が良いだろうという思い込みからそうなりますが、逆です。
「おそらくそうだと思います。」はお客様をかえって不安にさせてしまいます。
では今わからない事、確認しないとわからない場合どう答えたら良いか?


「それについてはご案内内容に幅がございますので、
お客様にあったものを確認の上、改めて後ほど(本日中)
ご提案いたします。」


と伝えれば、お客様は「自分たちの為の提案をしてくれる」と今明確に答えがないことをポジティブに捉えて頂けます。
そして具体的にいつまでにが入っているとより安心に繋がります。

日程や金額、数量など数字で伝える場合はより「言い切る」ことが重要です。

「多分◯◯円だと思います」という相手から購入することはありません。


なので、その為の最低限の商品知識や調査は必要ですね。

意識せず言ってしまっている言葉が、実はお客様に与えている印象って大きいんです。
私は身を持って体験しました。
さらに大切なのはこれに気づくこと。
ではどうすれば気づけるのか?
これはまた体験談も踏まえて書きますね。
ではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?