接客で絶対使ってはいけない2つの言葉
いきなり結論をお伝えします。
それは、
「いかがですか?」 「〜と思います」
です。
私自身これめっちゃ連発してました。笑
「お二人にとってとてもいいプランだと思います。
いかがですか?」
「それは手配できると思います。」
字面だけみると特に問題ないように見えますが、
この2つを使うだびに
お客様との距離は10mづつ離れていく。
と接客のプロに言われました。
ってことは5回使ったら50m。もう取り返しがつきません(笑)
ではなぜ使ってはいけないか説明しますね。
例えばあなたがアパレルショップに入ったとします。
なんとなく手にとったTシャツを広げた時、店員さんが
「それかわいいですよね。いかがですか?」
と聞かれて、どう返しますか?
「あ、そうですね。見てるだけなんで大丈夫です。」
大体こうなりますよね。
なぜでしょう?
それは、そのTシャツの値札も見てないし、サイズもわからないし、
自分の持っている服に合うかもわからない。
もちろん自分に似合うかまだ何もわからないからです。
なのにいかがですか?と聞かれても困ります。
そこで良い反応をしたらもっと勧められるかもしれない。
めっちゃ予算オーバーかもしれないのに。
接客や営業の中で結構「いかがですか?」って使いがち。
だってお客様がどう思っているか知りたいから。
つい聞いてしまう。私がそうでした。
でも言われたお客様側からすると、
「いかがですか?」=「「売り付けられる(推しが強い)」
という風に感じるんだと改めて気づかされました。
「いかがですか?」
は最後の最後、しっかりお客様のニーズにあった商品の説明がなされ、
金額提示がされた後にクロージングで
1度だけ使用する言葉
です。
ただいかがですか?の使い方としてOKな場合もあります。
それは御試食やご試着頂いた際、
「お味はいかがですか?」や「サイズはいかがですか?」
というように限定的な項目について聞く場合は問題ありません。
「〜と思います」
は確信がない時に、でも何か答えなきゃという気持ちの時に語尾につきやすいです。
お客様にとって答えられないより、答えた方が良いだろうという思い込みからそうなりますが、逆です。
「おそらくそうだと思います。」はお客様をかえって不安にさせてしまいます。
では今わからない事、確認しないとわからない場合どう答えたら良いか?
「それについてはご案内内容に幅がございますので、
お客様にあったものを確認の上、改めて後ほど(本日中)
ご提案いたします。」
と伝えれば、お客様は「自分たちの為の提案をしてくれる」と今明確に答えがないことをポジティブに捉えて頂けます。
そして具体的にいつまでにが入っているとより安心に繋がります。
日程や金額、数量など数字で伝える場合はより「言い切る」ことが重要です。
「多分◯◯円だと思います」という相手から購入することはありません。
なので、その為の最低限の商品知識や調査は必要ですね。
意識せず言ってしまっている言葉が、実はお客様に与えている印象って大きいんです。
私は身を持って体験しました。
さらに大切なのはこれに気づくこと。
ではどうすれば気づけるのか?
これはまた体験談も踏まえて書きますね。
ではまた!
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