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多様性を考えるー普段見えないけど、それを見ようとしていないだけだと僕が思うこと

多様性を考えるー普段見えないけど、それを見ようとしていないだけだと僕が思うこと

たまにテレビをつけていると、ニュース番組やドキュメンタリー番組で、闘病している人の特集や、病院で働く人の密着が流れることがあり、その度に闘病している人が沢山いたり、病院で一生懸命働いている人がいることを僕たちは知る。しかし、テレビを消すと僕たちは一気に日常に戻る。その視界には多くの場合、闘病している人もいないし、病院で一生懸命働く人もいない。多様性についてテレビの中の人は話すが、ここ日本で生活していると、平和だからなのか健康だからなのかわからないが、多様性とは無縁に思えてしまう気がする。

だけど実はそうじゃなくて

普段見えないけど、それを見ようとしていないだけだと僕は思う。

ハッシュタグをつけて幾つかの病名をSNSで調べてみるとすぐにそうだとわかる。何度か調べるとあっという間にそのSNSのタイムラインも変化するだろう。赤ちゃんから年配の方まで、様々な病気や怪我で闘病している人が、きっとそれぞれがそれまでに想像していた以上にいることを知るだろう。まあ、SNSのアルゴリズム的にその事実を知らないのは仕方ないかもしれないが、アルゴリズムによって知らないと知っているが左右される今にぞっとも僕はする。

僕は病院で海の写真や映像をホスピタルアートとして展示する活動をしているが、日本のほとんどの病院では普及はしていない。

ホスピタルアート
➡️病院にアートを設置して癒しの空間にするアートのこと。

日本中の病院での普及を目標にして取り組んでいるものの、まだ日本の病院では一部での実施にとどまっているという事実が知られていないのも、普段見えないけど、それを見ようとしていないだけだと僕は思っている。勿論、僕たちの発信不足もあるので更なる努力を重ねるのは当然として、病院にこそ癒しが必要なのは自分も闘病経験があるので身をもって知っています。

嘆きたくなる
だけど
嘆いてもアートは増えないし、設置されない。だから僕は、僕たちは嘆くよりも実先に手と足を使って病院にアートを設置していってます。今健康だと必要性は感じられないかもしれないが、誰でもいつ病院のお世話になるかわからないし、家族や知り合いがいつそうなるかもわからないのはみんな同じで、そうなった時、僕は壁に何もないよりは癒されるアートがあった方がいいと思う。そう思うのは僕だけではないはず。

ホスピタルアート活動について
詳しくはこちは

現在ホスピタルアート活動のクラウドファンディングに挑戦中です。応援お願いします。



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