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ハッピー、バースディ

明日(8月6日)は誕生日。12才まで毎年病院で必ず検診をしていたから、小学生の誕生日の思い出は病院がとくに記憶に残っている。沢山検査をしたし、注射もした。しんどい事ばかりだったけど、主治医に『もう大丈夫、もう来なくていいよ』と言われたのもこの日。あの日に安堵した記憶は今でも忘れられません。「ああ、僕は大人になれるんだ」と安堵しました。閉ざされていた未来が突然開いた。

小学生最後の誕生日は凄く嬉しい日になりました。

最高の誕生日プレゼント。

検査や注射はもはや日常になっていたけど、それをしなくてよくなったのはやっぱり嬉しい。僕は先天性十二指腸閉鎖症という病気を持って生まれ、その3日後の9日にお腹を手術している。その跡は今も残り、はっきりとわかる。まあ、全然きにしてないけど。

生後3日での手術、12年間も通院するのは珍しいみたい。僕としては当たり前過ぎるけど、「同じような経験をしている人はなかなかいない」と知って驚いた事がある。お腹にある12センチの手術跡も、珍しいのかもしれません。しかし、僕はこの跡と共に生きてきたので違和感はありません。普通は人それぞれ。子供の頃の誕生日の思い出は、「普通」は嬉しい事ばかりでしょうか?僕はそればかりではなかったです。誕生日には必ず通院をし、検査で注射をいつもしていた。ただ、そのあとの頑張ったご褒美として喫茶店で食べるホットケーキが楽しみだった事も覚えている。すごくおいしくておいしくて。だからいいんですけどね。

こういう経験が僕に夢を持たせて、夢を見させて、夢を追わせた。

病院に癒しの空間を作る。

現在、絵や写真を展示して癒しの空間を作るというホスピタルアートを、日本中の病院で普及すべく動いています。

夢だけど、夢じゃなかった

この夢を通院していた子供の頃からずっと見ていました。
夢でした。夢だけど、夢じゃなかった。少しずつ叶っています。この夢を日本中で実現したい、そのために頑張ります。

通院の日々を日記にしました。

大阪梅田でダイビングスクールをしています

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