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時間と暮らすよ / 持続可能なこどもの成長記録

リビングに写真を飾っている。
こどもをメインに、毎月。

もう3年続いている。良かった良かった。自分に合った「持続可能」な仕組みになったらしい。

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まず、数を制限すると気楽になる。8枚。
Twitterとか短歌とかもそうだけど、限りある制約の中にどう入れ込むかの妙味?もある。

そしてALBUS。8枚なら税込242円。アプリがリマインドしてくれるし、月が変わると無料プリントは終わってしまうので、駆け込み寺欲をすばらしく刺激してくれる。
選んだ8枚➕マンスリーカード1枚。計9枚。ちょうど正方形に並べることができる。これがなかなか、飾った時におさまりが良い気がするんだ。たぶん。
ましかく写真を、ましかくに飾る良さ。

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重要な点がある。
写真を選ぶのは夫だ。選定の役割に、私が指名した。
ほっといても私はドカスカ撮りまくる。彼にも何か別領域で参加して欲しかったのだ。
写真選定作業は、彼が子どもの成長を毎月定点観測して振り返るきっかけにもなっていると思う。写真は完全に妻の趣味だけど、選んでもらうことで、ちょっと連帯感があって私が楽しいというおまけ付き。

さらに。
自分でも、なかなか悪くないアイディアだったかも!と思うのは。8枚のうち1枚は、ひとつきぶんの成長記録をA4 1枚に書いた紙を写真にしたもの、であること。

いつも月末になると、今月のむすめちゃんのトピックスは、あれを書こうか?これを書こうか?こんなかわいい出来事あったよね、と推し事項を語り合う夫婦時間が出現する。

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9枚で1ページにぴったりの種類のアルバムに、ひょいひょいと届いた写真を差し込み、壁に付けた飾り棚に、開いたまま飾る。

こども本人にも見える場所なので、時々指差して、最近達者になってきた記憶力と言語力を駆使して、コメントをしてくださる。

アルバムをただ開いて置いてあるだけなので、月が変わった時や、気分転換で別のページを飾りたくなった時も、すぐできる。

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ふだんひぃひぃ言いながら日常をまわすなかでも、これじゃないのー!と麦茶をひっくり返された時も、ギャン泣きの歯磨きをなんとか終わらせて息を吐いた時でも。
写真が視界に入ると、ねぇ ちょっと見てよ、と 自分が自分の肩に手を置くような時がある。
(そうじゃない時も大いにあるけれども。)

子どもの成長を振り返りながら、自分自身の捉え方も見返している。
わたしの中に少しずつ、夫の視点とこどもの目線と、思い出が混ざり合い、流れていく。


今日も生活を暮らし、あしたもまた楽しい日になると、いいね。

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飾り棚: ウォールシェルフ、(約)幅60×奥行9×高さ8cm、ナチュラルNKB-M60NA
アルバム: ゼットアンドケイ ましかくポケットアルバム 9ポケット 378枚収納
レタッチアプリ: Foodieほか

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