ビジネスに貴賤はない。何もやらないやつが、頑張ってるやつを笑って良い世界ではないんだよ?
なんか、世の中「すごい」ビジネスのことを考えている人がたくさんいて。
最近自分は、ダークサイドに落ち込んでいたことを再認識させられた。
「すごい」ことっていうのは先端技術じゃなくても「今誰もやってないビジネス」ってニッチなところをずーっとフォーカスしてたりすることも当然含まれる。
今この時代に必要とされているのに、今は「ない」サービス
こういう話よく聞きますよね?
俺なんか「必要とされてないのを誰かが検証して、失敗したからないんでしょ?」「俺が気がつくようなことなら誰でも気づいてとっくにやってる」「専門家でもないし、思いつく要素が自分の中に全く見当たらない!」と勝手に諦めてる。
近くにいた自由発想のビジネスマン
以前から面識はあったものの、個人的な話や仕事の話をする機会がなかったのですが、最近になってあるきっかけでビジネスの話を2人でするようになった。
最初は話半分で聞いていたのですが、どうやらいつもこの社長さんが「このアイデアどう思う?」と自分に相談しに来る内容に非常に異質な印象を持って、3度くらいアイデア(その段階では空想か妄想か、なーんてね?というレベル案)を掘り下げてみた。
*残念ながらこのビジネスモデル具体的内容は、今ここで話したくて話したくてウズウズシているのですが、社外秘のためお話はできません・・・
それでは今回俺が何をワクワクしているのか、差し障りのない程度に書いてゆこうと思う!
なんでもないようなことが幸せだったと思う
どんなビジネスでもそうだが「潜在顧客がいる」という仮説のもとアイデアを膨らますのだが(このときがビジネス一番楽しい!)
潜在顧客=今はまだ自社の商品やサービスを知らない、あるいはまだ必要性(ニーズ)に気づいていないユーザー層。
だとすると、俺らが世の中に「こんなサービスあるよー!」と言わない限り、今の世の中の常識では顕在化されないニーズである可能性が高い!!!(←ここポイント!んが、参入障壁を作っておかないとやばいw)
まあ世間一般で言う経営に必要な3要素
・人
・もの
・金
そして何人かの既存客、分析による見込み客、多くの能動的におこなう新規開拓顧客!
これ揃ってて設けられない人は、お祓いに行ったほうが良いでしょう。
今回のビジネスモデルは、社長が
「こんな人たちぜってーこんなことで困ってるから、ビジネスになんねーかなー?俺行けると思うだけど???」というのが発端だった。
「ふむふむ、ほうほう、なるほどその需要あり得る可能性はありますね?」
どこのコンサルかわかんないぐらい生意気なことを酔っ払って言いますよw俺も。
「では社長、潜在的なニーズ(金脈)があったとして、それをビジネスにするために必要なものをざっくりと上げますね?」
酒の席だから一般的な質問をサーっとしてみた。
自分が社長にした質問と回答を下記に記します。
俺:質問①
社長、今の話で利益ベースに乗るには、一時預かり所として少なくとも数ヘクタールの場所が常時必要ですが、どうするんですか?
社長:回答①
大丈夫、もう押さえてある、農家と話しして盆暮れに発泡酒1ケース送れば大丈夫なレベル。すでに使えるぞ?
俺:質問②
運搬には車両が必要です、基本軽自動車、足りない場合は4t車も必要かと思います、購入もしくはレンタルの金額を計算します。
社長:回答②
そんなもんいくらでもあるから無料で使えるわ。
俺:質問③
販促(チラシ配り)、訪問契約、会員獲得、サービス実行。
などの人件費はどうしますか?
社長:回答③
暇だから俺やるよ、めんどくさくなったら誰か雇おうぜ!
うーん
ヒト・モノ・カネの問題が存在してない・・・
やるべきことはマーケティング。
とかかっこいいものじゃなくて会員探しのためのチラシ、手配りティッシュ、ランディングページ作成・・・
10万かかんねーんじゃん?
あとは人海戦術でローラーでポスティングや夜の店にチラシを置いてもらう交渉、桜でも良いのでサービスを使ってもらい、改善提案をもらう。
そこら辺は俺に任せてほしいw
このビジネスの恐ろしいところは「損益分岐点が目の前にある」という特殊なところ。
「いやーいくら社長が暇だって言ったって、その人件費超えるまで赤字じゃん?」って言いますか?
暇とおっしゃっている間も、社長は違う方面で利益をそこにいなくても出し続けている。と考えれば、実質人件費無料なカードを持っていることにはなりはしまいか?
(厳密に言うと車両の税金やガソリン代の日割りを計上すべきだが誤差)
熱海の夜
別にビジネスミーティングというわけではないが、社長の本職以外のプライベートで熱海まで誘っていただき、色々と新しいこのビジネスモデルについて、自分が調べたことや、社長の新たなるアイデアなんかを、誰にも邪魔されずに意見交換できた。
その中で社長は
「俺はさー、アイデアはどんどん出てくるんだけど、それを具体的実行する力がねーんだよ」とおっしゃいました。
それに返した俺の返事は
「自分はアイデアを現実線まで検証し、実行に移すサラリーマン能力には自信がありますが、金と、アイデアが無いんです(TT)」
と情けない回答をしました。
その時社長は「こっちは金はあんだよ!いいよ、10個のアイデア実行してみて1個でも当たったらOKI!みたいなのでいいじゃん?そういうのやってかない?今後の人生さ!」っておっしゃってくださいました。
*ちなみにホッピー飲みすぎてその時はすでに気持ち悪かった・・・(汗
もっと、深く書きたかったのですが、今かけるのはこういったプロローグだけ。勝つか負けるかはやってみなければわからない。
需要にそっぽを向かれることもあるだろう。
しかし、今回の「ビジネスの種」を出発点として多角的に追加できるサービスもすべて俺とその社長の中にはある。
もし、仕事内容をかけるときになったら、うまく行こうが失敗しようが、ここに題名を変えてシリーズで書いてきたいものだ。
絶対お笑いビジネス珍道中サクセス編になるはずだから
fin
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