絞りという100年続く模様のふしぎ|5/27みんなのオンライン教室 授業レポ
まちのきょういく委員会 運営メンバー 西森(にしやん)です。水曜日は、身体とものづくりの時間。
午前はつんちゃん、そして午後は、らすかるによるオンライン授業でした。
愛知県名古屋市から鳴海絞りという伝統産業をご存知ですか?
伝統産業とはその土地に受け継がれている産業です。その土地の気候や風土、その土地でとれる原料などを活用し、その土地受け継がれている産業のことを言います。
鳴海絞り(なるみしぼり)は、布に糸をくくったり、板で挟んで染料につけて柄をつける技法。400年ほど前(江戸時代)からこの地域で受け継がれている伝統産業です。鳴海絞りは普段着としてきる着物や浴衣の柄に使われているそうです。
コロナによる感染症拡大防止対策や自粛要請のなか、工房における体験も難しい。そのなかでも、リモート体験学習も行っている「こんせい」の近藤先生によるリモート授業でした!
さてさて、鳴海絞りにはどんな柄があるかというと
蜘蛛の巣にみえる くもしぼり
鹿の子どもの背中の模様に似ている 鹿の子 しぼり
これもこどもたちはあてていましたね。杢目模様の もくめ 絞り。
他にも雪の結晶をかたどった雪花(せっか)しぼりと、模様クイズはすべて正解という、さすがこどもたちの想像力はすごかった!
この日は、あさの会で、ロープワークと最近のニュースをグループに分かれての調べ学習。また午前と午後のチャレンジタイムは「わたしは誰でしょう?」で盛り上がり、さらにチャットを使って、チャットしりとりにチャレンジしていました。最初のころと比べると、入力もいつの間にかできるようになっている子も増えていて、本当に嬉しい限りです。
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