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【お仕事】自分の弱さは強さでもある

よく「ピンチはチャンス」「欠点は長所」「好きの反対は無関心」などの物事は表裏一体シリーズ、巷で聞くことが多いですよね。
言われはするけど、具体的にどういうことなんでしょうか?

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おはようございます!
昨日は外も寒く、お客様の姿もぱらぱらという感じでゆったりした時間が流れていました。

しかし、そこに
2歳くらいのちびっこモンスターが乱入!
お母様の手を離れて店内を猛スピードで爆走し始めたんです!

お母様は「すいませーん!!」と声を張り上げながらちびっこモンスターを追いかけ、
待ち受けるうちのスタッフは
「大丈夫でーす!!!お母様、ここは私に任せてください!!」
と、かつてのオリバーカーン並のセーブ力で
ちびっこモンスターを確保。これぞスーパープレー。

その後、ちびっこモンスターちゃんと
楽しくお喋りをして辺り一帯がスタッフたちのオアシスとなったのでした。

とまぁ前置きが長くなりましたが
本編とは全く関係ありません。

ただ、昨日のほっこり話を聞いてもらいたかっただけです、すいません。笑

今日は自分の弱点は思ったほど悪くないのかも?というお話です。

◆とにかく頑固者だった新人の頃

昔からとにかく「忖度」というものができないタイプで、納得できないことには真正面からNOを言う人間でした。生意気ですね。

仕事関係の飲み会に呼ばれた際に
向かいに座っていた初対面の50代くらいの男性から
「君、(女の子だから)社長の横でお酌しなよ。」と言われ、何言ってんだと思って、全く返事を返さなかったことがあります。

また、別の飲み会に呼ばれた時も
違う部署から来た先輩が酔っ払って
「え、今、彼氏とかいないの?若いうちを謳歌しないと枯れちゃうよ」
と言われ、一瞬で覚醒してしまった私は
とっさにグーパンチをお見舞いし、その場で友人に取り押さえられたこともあります。

とにかく、笑ってその場をやり過ごす
ということができない人間だったんですね。
世渡り下手なんです。


◆全面的にかわいげが無いに尽きる

さらに困ったことに集団生活もものすごく苦手でした。
元々、すぐに他人に心を開ける性格では無かったのもあり「みんなで同じ目標に向かって走る」的なことが嫌いだったんですよね。

周りを見渡せばそれぞれの仲良しグループだらけで
そこに入って行く勇気も無ければ、いざ入ってみてもなんとなく上手く関係が築けずフェードアウトみたいなこともよくありました。

みんな上手くやって(いるように見える)のに
どうして私にはそれができないのだろうか?
と思い悩んでいた頃、会社の先輩2人に誘われて仕事帰りに飲みに行くことになったんですよ。

なんてことない世間話であーだこーだ
楽しくお話していると、ふいに1人の先輩が笑いながら


「宇ヨンって、嘘が無いから良いんだよなー」

って言ったんです。

取り止めのない会話の中で何気なく発された言葉なんですけど、私としてはそのひと言にハッとしたというか、そういう見方をしてくれる人がいるのかと少しばかり助けられたような気がしたんですよね。

なるほど、何事も意固地になってみんなと上手くやっていけないことが自分の弱点だと思っていたけど、他人から見るとそれが正直で良いと。

と同時に、周りに合わせて上手くやって行くことにこだわる必要も無いのかなとも思ったんです。
合わない方にばかり目を向けずに、意外にも近くに理解してくれる人はいるのかもしれないとも思いました。

それを機に劇的に仕事ができるようになったとかいうドラマみたいな展開は一切無かったのですが笑
なんとなく、今でもふとその言葉を思い出して前向きな気持ちになれている気がするんです。

もしみなさんも、自分の弱点と思って悩んでいることがあれば、本当にそれは弱点と呼べるのだろうか?ともう一度考え直して欲しいんです。

もしかすると、その弱点は他人から見るとあなたにしか持てない強さなのかもしれませんよ。



今日はそんな新人時代のエピソードについてお話いたしました!

それではまた明日お会いしましょう!

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