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【高校生のキミたちへ⑥】 〜自信の高め方2〜

こんにちは、メンタルコーチのchiakiです。

本日も「高校生のキミたちへ」の連載をお読みいただき、ありがとうございます!今日で第6回目の配信となります。

読んでいただいているのは勉強やスポーツを頑張る学生さんでしょうか?
もしくはその親御さん、指導者の方か。メンタルに課題を持たれている方か。

いずれにせよ、お読みいただく中で、ご自身のこれまでの「当たり前」が「あれ?ちょっと違っていたのかな?」などのちょっとした疑問、価値観の更新などに繋がっていけば嬉しく思います。

人は自分の価値観と異なることを言われると、当然のように「批判」の気持ちが生まれます。しかし、自分の状況が変わってきたり、経験値を重ねたり、違った価値観を6回程度耳にするようになると、だんだん受け入れていくことも増えるそうです。

絶対ブレない価値観と、成長に応じて変化する価値観があると思っていて、
私自身は、自分にない価値観の人の話だったり、捉え方が異なりすぎて全然理解不能な状況に陥った時、めちゃくちゃ、好奇心が刺激されます。笑

何言ってるの?!え、この人どういう経験値からこういう話してるんだろ!?って感じで。自分てまだまだだなー!な出会いがあったとき、新しい価値観に出会えた瞬間に、その出会の時点で自分レベルが一つ上がった感じがしてテンションが爆上がりです。笑

この気持ち、共感いただける方、いらっしゃいますかね??笑


ってなことで最初から余談が長くなってしまいましたが、
本日は全投稿の続きで「自信の高め方」の続きを書いていきたいと思います。

前回は「姿勢」「言葉」など自信を高める基本的な土台の部分をお伝えしましたが、今回は、より具体的に「じゃあどうすれば?」のメンタルスキルをお届けしていきたいと思います。

今回お伝えするのは、プロアスリートも実際に実践しているメンタルスキルです。しかし、誰でも簡単に活用できる方法なので、是非トライしてみてくださいね^^

それでははじめていきましょう^^!!↓


自己効力感(自信)を高める

自信は、メンタルの世界では「自己効力感」と言われます。
「自分はそれを解決できる!達成できる!」といった自分に対する自信のことですね。
2020オリンピック取材で、女子ソフトボール日本代表の上野投手が「成信力」という言葉を大切にされていたのがとても印象的でした。

オリンピック出場レベルのプロアスリートでも、自分を本音ベースで信じきれるか、というのは大きな課題としてあるようですね。

自己肯定感」という言葉はよく耳にしますが、これは失敗する自分もどんな自分も「ありのままの自分を受け入れているか」ということで自己効力感とは異なる言葉であることが分かります。

自信を持ちたい!でもなかなか持てない、という方が多いのが現状。でもちょっとしたスキルを取り入れるだけで、心の変化を実感されると思いますよ!どのやり方が一番変化感じられそうでしょうか^^ 

1  自信の高め方(成功経験を積む)

自信の高め方、一つ目は、「できた!」の気持ちを増やして、目標達成に向けて気持ちを前に進め続けていく方法です。
具体的には目標を細かく砕いて、「毎日小さな一歩、目標を細かく設定していくこと」です。
今日このくらいはできそうだな、の明確な目標を立てて、着実に達成していくことで達成経験が積み重なり、自信へと繋がって行きます。

2  自信の高め方(達成している人から学ぶ)

自信の高め方、二つ目は、「あの人もできてる(そうだった)なら自分にもできるかも」の気持ちを芽生えさせることです。
自分が目指す分野で既に成功している人、注目されている人のエピソードを探しましょう。
サッカーであれば、本田圭佑選手もユースに上がれないという挫折経験を得て、そこから這い上がった。女子レスリングの吉田沙保里選手も、大きく自信喪失したときに母の言葉で光が見えた。
今では、別格と見える超有名アスリートでも、一度だけではない挫折経験を繰り返しながら、その都度、体の課題、スキルの課題、心の課題を乗り越えて今の位置にいるわけです。

イメージするのはプロアスリートでなくても、身近な尊敬する人でもいいです。先輩でも、監督でも、親でも、チームメイトでも。
この人も、こんな経験をしながら頑張ってきたんだな」と思えるものがあれば、「苦しいのは自分だけじゃない。自分もできる!乗り越えてみせる。必ずそうなる!」という強い感情が芽生えていきます。

実践してみると、できるかな、と不安だった時と比べて、強い心で前に進めていける自分に気づくでしょう。

3  自信の高め方(イメージする)

自信の高め方、三つ目は、「イメージすること」です。
何をイメージするか。それは「目標を達成したときの自分」です。

ーーーーーーー
●年後、目標を達成した自分がそこにいる。
その自分は、何を大切に生きているか。どんな行動、毎日を過ごしているか。環境は?スキルは?
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どんどんイメージしていってください。できる限り具体的に、五感で感じるように。そして鮮明に絵で浮かぶくらいまでに

そのイメージが具体的になればなるほど、目標への達成率は上がります。

なぜなら、具体的になれば行動も変わってくる。
そして無意識レベルで、理想とのギャップがあれば違和感を感じ始めるからです。

夢、目標、理想は、自分の内に秘めるだけでなく、紙に書き、そしてできる限り、目標を共有しあえる仲間に話しましょう。

人に話すことにより、自分がその理想に近づく可能性はより大きくなります。

4  自信の高め方(証拠を集める)

そしてこちらが最後です。
そして私個人的には最も効果的で、且つ効果を実感するものです。

それは「自分にできる証拠をとっていく」こと。

人は、理想や目標を持つと、どうしてもできていない自分を嫌がり、「できていない所」中心にフォーカスしがちです。
だから辛くなって、途中で諦めてしまう。目標とか夢とか苦手、ってなりますよね。
でも本来、夢や目標を持つことはとてもワクワクして素晴らしいもの。人間、何かしら目標を持っている方が長寿であるとも言われるくらいです。

できない所にフォーカスするのは、課題を明確にしたいときなど目的がしっかりあればよいのですが、もし今、ご自身の中で、今一つ、自分を信じきれていなかったり、不安、自信をなくしているような状況であれば、今すぐ、目の付け所を「できている所、自分の良さ」に変えていきましょう!

すると、どうですか?
他の人にはない、自分の良さが改めて見えてくるはず。
コンプレックスから見える自分の強みもあるかも。
そんな「自分だからこそ達成できる理由」を一つ一つ紙に書き留めていくのです。ぜひ、一度紙に書き出してみてください。

どうでしょう、書けたのは3つですか?5つですか?

いや、必ずもっとあるはず。そんな大きなものばかりでなくてもいいのです。毎日の習慣のことでも。人より少し朝が強い、とか、声が大きいとか、字が綺麗とか。
今まで褒められたこと、評価されたことも全て書いてみる。
大切なのは、どんな小さなことも見逃さない、こと。

そして全て書ききれたら、
最後に自分で作成したその「私にできる理由リスト」を声に出して読む。

ちょっと小っ恥ずかしいかもしれないですが、小さな声でもOKですよ。
呪文のように。笑

そのできる理由、一つ一つ噛み締めて読むことで、少しづつ自信回復していく自分に気づくでしょう^^
そしてこれからもどんどんリストに追加していってくださいね。


いかがでしたのでしょうか。

ちょっとやってみたいな?と感じるものはありましたか??

大人になると、「根拠ある自信」ばかりが評価される感じがして、「根拠のない自信」は否定しがちに。

でも「根拠ある自信」は、実はものすごく危ういんです。
状況、環境により、ブレブレになるから。一時的なのです。

であれば「根拠ない自信」を高めていきたい
どんな時でも自分はできる!きっと乗り越えられる!と自分自身を励ませる力。そして根拠なき自信こそ、その人のオーラとなり、ただずまいに現れ、姿勢が代わり、言葉(心)も変わっていくのです。

今日からあなたも「できる自分オーラ」で。
落ち着いた心で、自分を客観視しながら、毎日一歩一歩、進んでいってください。応援しています!^^


本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

次回第7回目は、「目標達成のブレーキとアクセル」についてお届けしていきます^^ 自分のエンジン(ガソリン)となるような言葉は持っていますか?また、無意識のうちにかけている自分のブレーキに気づいてますか?

ブレーキは外せば、大きなアクセルになる!!^^

ぜひお楽しみに!!

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飯田千秋 / MCS認定 メンタルコーチ
【活動実績】
・アスリートコーチング
・指導者コーチング
・キャリアコーチング
・パパママ子育てコーチング
・その他、セミナー、イベント活動

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