コロナの後に来る不況の影響をリーマンショックを元に考える
こんにちわ,松越省吾です。
今回は有名人がコロナの後に不況が来るよと頭のいい人が言っているのに対し,この不況の説明があまりされていない状況ですので,
この不況がどんなものでどのくらいの大きさなのかということについて紹介していこうと思います。
不況ってそもそも何なの?
コロナウイルスが来る前から日本には不況が来る不況が来ると言われていますが,コロナウイルスによってこの不況が来るのが速く,そしてこの不況の影響が大きくなったと言われています。
ですが,そもそもこの不況って何なの?という方も多いと思いますのでそちらから説明していきます。
まず経済のは好況と不況という状態があります。
好況というのは,経済の周りがいい状態
不況というのは,経済が滞っている状態
経済の周りがいいと言うのは以下のサイクルで起こっています。(わかりやすくするために政府は抜いています)
人が多くお金を使う→会社にお金が多く入る→会社が儲かる→会社は従業員に給料を多く払う→人が多くお金を使う→.......
とこのようなお金がよく回っていて,企業も国民もうれしい状況というのは好況になります。
反対に不況というのは以下のサイクルで起こっています。
人があまり使わない→会社にお金が入ってこない→会社が従業員に払える給料が少なくなる→人がお金を貯めこむ
このようなサイクルが不況になります。
なぜ人がお金あまり使わなくなるというと,今回のように先がどうなるかわからなくなるとやっぱり万が一のために使わず貯金しますよね。
ここで重要なのが不況になったら企業が倒産し,失業する人が生まれるということです。
なぜなら人がお金をあまり使わなくなったら,会社が儲けることができなくなってしまい,企業を維持できなくなります。
そうすることによって企業が倒産し,その会社に働いている人が失業してしまうという流れができてしまいます。
これが不況の説明になります。なのでこの不況が大きいほど企業が多く倒産し失業者が増えるんです。
不況が私達に与える具体的な被害とは?
これが重要ですよね。経済は大きすぎてわからないから具体的に私達にどのような被害があるのかということが重要です。
・働いている会社が潰れる
これは先ほどの流れで起こるものですね,これは不況が大きければ大きいほど自分と自分の関係ある人の会社が潰れる可能性が高いということ
・リストラ
次はリストラになるんですね。ただし売り上げが下がってしまってリストラというのは法律で規制されているんです。ですが会社としては不要な人を切らないと倒産してしまうので,満足退社という自分で退社したという手段を使ってなんとか辞めさせようとしてきます。
その時はやめる必要はないので,辞めてくれと言われてもNOと言いましょう。
・減給
これは給料が減ってしまうということです。もちろん会社としては下げなければ続けられないという先ほどと同様の理由になります。
・ボーナスカット
先ほどと同様の理由になります。
これらが不況になると絶対に起こることになります。ですがこれは一時被害ですが,二次被害としては失業者が増えてしまうと軽犯罪率が増えたり,治安が悪くなってしまったりなども起こります。
では次は,コロナの不況がどのくらいなのということについて紹介していこうと思います。
コロナウイルスによる不況はどれくらいの大きさなの?
日本はもともとオリンピックの後に凄い不況が来るよと言われていました。ですがそれがコロナウイルスによってさらに不況が拡大するというのが想像できます。
ですがそれが実際どれくらいの大きさなのかというのを答えるのはとても難しいです。
なぜなら全世界でコロナウイルスが蔓延しておりお金が回らないだけでなく,ロックダウンのような封鎖が起こることにより,個人がお金を使うことがかなり制限されてしまうことによりさらに経済は停滞していきます。
過去これだけ多くの国がロックダウンを行ったことがありません。それも今回のロックダウンは経済の中心の中国とアメリカ,さらにはヨーロッパまで広がっています。
このロックダウンが何か月続くかも重要ですが,まだ収束する様子は全く見られないので半年続く可能性も十分にあります。
つまりはここまで経済が締め付けられたことはないので,本当にどれくらいの大きさの不況が来るのかというのは想像もできない。
ですが確実に日本がかつて想定したこともないぐらいの不況が来るというのは絶対言えます。それはリーマンショックと比べ物にならないぐらいの。
かつて世界恐慌というウォール街の金融街が潰れていったことによって,世界に不況が広がったことがあります。この時にアメリカの不況というのは1000万人が失業したという過去があります。
これぐらいの不況が来るというのは十分にありえます。
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