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#20 全速力と寝そべり期

今、自分がどんな風に
毎日を過ごしているのか見つめ直すとき、
私は大体「自分がどんな状態か」を考える。

何かに向けて足踏みしているのか、
全速力で走っているのか、
はたまた完全に寝そべっているのか…

今の私は完全に「寝そべり期」にいる。

寝そべることは悪いことじゃないけれど、
私は何かに向かって全力で、楽しみながら
走り続けている自分が好き。

誰かと話して、いい影響を受けて、
喜びながら、時々スキップなんかしながら
走っているような自分が1番好き。

でも、現実でもずっと全速力では走れないように、
心も全速力の限界を迎える時が来る。

その後に迎えるのが大体「寝そべり期」で、
実際私は今、一旦落ち着いて自分を休めながら
色んな不安を抱えている。

その分、次走り始めるのが難しくなるから、
本当はこの時の選択が1番大事だと思うんだけど、
どうにも上手くいかない時もある、
そうして「寝そべり期」に入る。

全速力で走るためには、本当は止まることなく
少しずつでも歩いていたほうがいいんだけど、
人生は時々、全部放り投げて止まりたくなることがある。

寝そべりながら、色んなことを考える。
次に足踏みするタイミングや、
どの靴を履いて、どの道を選ぶか。
どうやったらまた上手く走れるようになるのか。

色んな不安を寝そべり期に抱え始める。
立ち上がるのが、ちょっと怖くなる。


私にとって寝そべり期って、
人生で1番恐ろしいかも…

だから、寝そべり期にはなるべく入らずに、
全速力で無理に走り続けることもなく、
思いっきり走るべき時は走って、
歩いたっていいから、寝そべって辞めないこと。

寝そべりそうになったら、
もう一度前を向いて、理想の自分を思い返すこと!

寝そべっている間の不安は、
起こってもいないもったいない時間だから、
歩き始めてから考えたらいい。

何かが起きてから考えたらいいことを
抱えたまま、いつまでも寝そべらないこと!

夢は夢のままにしてちゃもったいないから、
私らしく歩み続けること!

迷った時の自分のためのnote、
迷った自分に響くといいな。

#創作大賞2024
#エッセイ部門

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